定例会・臨時会

総務常任委員会

2014年12月22日

総務常任委員会委員長報告

総務常任委員会の報告を申し上げます。
 当委員会は、休会中の15日、16日の2日間、開催いたしました。
説明を求めるため、出席を求めた者は、市長、総務部長、政策推進部長、   市民部長及び関係課長であります。
当委員会が、付託を受けております案件は、条例2件、予算3件の合計5件
であります。
それでは、審査の結果につきまして、順次、報告させていただきます。
まず、議案第77号 専決処分事項の報告については、委員から、期日前投票制度について、衆議院総選挙は公示日の翌日から可能であるのに対して、国民審査は投票日の7日前からとされているため、4日間のタイムラグが生じる。このため、衆議院総選挙と国民審査の期日前投票をするために有権者が2回も投票所へ行かなければならないケースもある。このような問題に対して、国においてはどのような動きがあるのか。また、自治体からタイムラグを無くすための要望や、事前に郵送される「投票所」案内の文字の大きさや啓発方法を市の裁量で変更できるのか。との質疑があり、当局から、期日前投票は国の制度であるが、有権者が戸惑われるとともに、国民の権利を放棄されることの懸念につながることから、国に対して改善を申し上げているところである。また、大切な権利の1票であり、今後有権者の方々に十分な告知ができるように法令の範囲の中で最大限の努力を行っていく。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で「承認すべきもの」と決しました。

次に、議案第80号 栗東市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、委員から、出産育児一時金について、産科医療補償制度において、本市で現在受給されている人数と、条例改正による補償額への影響はあるのか。との質疑があり、当局から、本市の対象者は確認していないが、平成21年1月から平成26年12月までの約5年間の実績で、全国で1,126人の子どもが受給対象である。また、補償額については現行と変わらない。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり「可決すべきもの」と決しました。

次に、議案第82号 栗東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、
児童扶養手当と公的年金等との併給制限の見直しにおいて、委員から、本市の年金を受給されている方への影響があるか。との質疑があり、当局から、本市で傷害年金を受けている方は1人だけであり、この方は児童扶養手当も関係しないことから、条例改正により影響がある方はいない。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり「可決すべきもの」と決しました。

次に、議案第86号 平成26年度栗東市一般会計補正予算(第4号)についてのうち 関係する歳出、歳入・その他事項全般については、
まず、同和対策費について、委員から、差別事案による調整会議とはどのような会議か。また、その対応に当たる関係市町、関係機関とはどこか。との質疑があり、当局から、現段階では差別事件にはなっていないが、差別発言があったことから、栗東市、竜王町、滋賀県人権施策推進課、滋賀県住宅課、滋賀県人権センター等と協議に入っている。との答弁がありました。

次に、防犯のまちづくり推進事業について、委員から、LED化の推進のための防犯灯設置等補助制度はいつまで行うのか。また、市内ですべてLED化された自治会はあるのか。との質疑があり、当局から、当面は補助を行っていきたいと考えるが、自治会のご意見を踏まえ、今後検討していきたい。また、赤坂自治会が全部と栗東ニューハイツ自治会等が順次LED化されると聞いている。との答弁がありました。

次に、企画費の時間外手当について、委員から、元気創造政策課の総合計画の後期計画や行政改革大綱にかかる業務で時間外が発生しているが、どのような事情から発生したものか。との質疑があり、当局から、業務の進行にあたっては当課だけでスケジュール管理ができるものではなく、他課の事情やプロジェクト会議等の運営を含めて当初見込んでいた業務より多くなってきた部分がある。との答弁がありました。

ほかにも質疑がありましたが、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり「可決すべきもの」と決しました。
なお、環境建設常任委員会委員長 及び 文教福祉常任委員会委員長から、関係する歳入・その他事項につきまして「可決すべきもの」と決した旨の報告を受けております。

次に、議案第87号 平成26年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり「可決すべきもの」と決しました。

以上で、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。
 ご審議の程、よろしくお願いいたします。

総務常任委員会委員長報告(追加議案)     
(平成26年12月議会)  

それでは、総務常任委員会の審査経過と結果報告を申し上げます。
当委員会は、休憩中に開催し、付託を受けました条例2件、予算7件の合計9件の議案審査を行いました。
説明を求めるため、出席を求めた者は、市長、総務部長、政策推進部長、市民部長及び関係課長であります。
それでは、審査の結果につきまして、報告をさせていただきます。

 まず、議案第90号 栗東市市長、副市長の給与等に関する条例及び栗東市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について であります。
 内容としては、当局から、本年度人事院勧告に伴い、特別職の国家公務員に対する期末手当の支給月数として、0.15月分増の改定が行われたことにより、所要の条例改正をする旨の説明がありました。
説明の後、委員から、
この条例提案が最終日になったことについて、職員組合との協議は不可欠であると考えるが、どのような話があったのか。との質疑に対し、当局から職員組合との協議・交渉の中では、給与制度の総合的な見直しや一般職の勤務評定などについて話を行い、基本的に理解を得たうえで合意させていただいた。交渉の結果を踏まえた中で、その原案を議会に諮り、条例化を行い、運用をさせていただくことで、市民理解が得られることができると考えている。との答弁がありました。
 質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第91号 栗東市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、当局から、平成26年度として、国家公務員に準じた給料表の改定、勤勉手当の引上げ及び55歳を超える職員に対する給与減額、また平成27年度については、国の「給与制度の総合的見直し」による給料表の引下げ、地域手当の段階的な引上げ及び管理職員特別勤務手当の改正を行う旨の説明がありました。
説明の後、委員から、
最終的に1月からの人事院勧告に基づき改定について、一般職で全体的に給与が引き上げられるということだが、上がる全て方の平均としてどのくらい上がるのか。また、管理職については、平均でどのくらい下がるのか。との質疑に対し、当局から
全職員の平均として、4月1日の改定として、割り戻すと973円増ということになる。55歳を越える管理職員一人あたりでは、平均113,318円の減額となる。
ただし、新給料表の実施にあたり、改定後の給料月額が、現給の額を下回る場合においては、「給与の不利益不遡及の原則」基づき、既支給分との差額については、徴収しない。結果的に、徴収しないことによりプラスになると考えている。との答弁がありました。

また、今回の給与等を改定することで、退職金についての影響はあるのか。との質疑に対し、当局から、当然影響は出てくるものと考える。退職金の算定基準は35年以上で52.44月となるが、過去に400万円が民間より上回っているということから引き下げられた経過もあり、現在は経過期間の途上でもあることから、さまざまな角度から検証していく。との答弁がありました。
                         
その他質疑がありましたが、討論もなく、採決の結果、挙手多数で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、
議案第92号 平成26年度栗東市一般会計補正予算(第5号)について、
議案第93号 平成26年度栗東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、
議案第94号 平成26年度大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第95号 平成26年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第96号 平成26年度栗東市水道事業会計補正予算(第3号)について
議案第97号 平成26年度栗東市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について
議案第98号 平成26年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
の7議案は、関連いたしますので、一括での説明及び質疑といたしました。
 内容としては、本年度各会計における人件費関係の補正予算であり、本年度人事院勧告に準じた給与改定 並びに職員異動に伴う会計間及び同一会計内における各事業間の職員給料、職員手当、共済費の補正についての説明がありました。
質疑もありましたが、まず、議案第92号については、討論はなく、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第93号については、討論はなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第94号、議案第95号及び議案第96号については、反対討論がありましたが、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第97号及び議案第98号については、討論はなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

以上で、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
ご審議の程、よろしくお願いいたします。

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM