定例会・臨時会

産業廃棄物最終処分場対策特別委員会

平成26年9月2日

委員長報告

 産業廃棄物 最終処分場対策 特別委員会の報告を申し上げます。
 当委員会は、付託を受けております「産業廃棄物最終処分場問題の早期解決に向けた対策について」を審査するため、8月6日に、市長、副市長、環境経済部長及び関係職員、また参考人として滋賀県 琵琶湖環境部 最終処分場特別対策室長、参事の出席をお願いし、開催いたしました。

 委員会では、まず休憩中に旧RD最終処分場の現場事務所で説明をうけるとともに、場内及び8月に完成した浸透水処理施設の視察を行いました。

休憩の後、審査を再開し、旧RD最終処分場にかかる経過、二次対策工事、浸透水処理施設の概要について、地下水モニタリングの経年変化について、報告と説明を受けました。その後、委員から質疑がありました。

主な内容は、

◯平成25年度 浸透水・地下水調査結果において、場内浸透水の調査地点A-3は採水不可のため№1の井戸を利用した。平成25年12月ではA-3はBOD、CODが維持管理基準を上回っていたが、どのように考えているのか。

 との質疑に、

 A-3はたまっていた水を汲み上げるため、BODやCODの値が高かったと考えられる。№1の揚水井戸は上のほうからの水もひっぱってきているので値が薄くなったのかもしれない。今後、気をつけて見ていきたい。

◯地下水モニタリングの経年変化について、ベーラー採水から水中ポンプ採水に方法が変わったあとに数値が環境基準を下回っているが、採水方法により数値が変わったのはどういうことか。

 との質疑に、

 ベーラー採水は井戸の水をかき混ぜ、汲み上げる。この方法では井戸の下にたまった不純物が巻き上げられ、本来とは違うものが測れてしまうもので、専門家の指摘をうけ、水中ポンプ採水に方法を変えた。専門家の知見のもとに実施しており、この方法が正しいと考えている。方法を変えて数字がかわったということは記録としてわかるようにしている。

 との答弁がありました。

 以上、当委員会の主な審査結果報告とさせていただきましたが、当委員会が付託をうけております「産業廃棄物最終処分場問題の早期解決に向けた対策について」は、継続審査することと致しました。
 以上で産業廃棄物最終処分場対策特別委員会の中間報告とさせていただきます。
 よろしく、ご審議のほどお願い申し上げます。

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