定例会・臨時会

地域活性化対策特別委員会

2014年3月定例会

委員長報告

地域活性化対策特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、付託審査事項であります「新駅問題後継プランなど 地域及び経済の活性化に向けたまちづくりについて」を審査するため、閉会中の2月17日に、市長、副市長、関係部長、関係課長等の出席を求め、開催をいたしました。
 以下、審査において質疑を行いました主なものをご報告いたします。
 
 まず、「まちづくり基本構想(後継プラン)に係る基盤整備について」
平成25年度の事業状況 及び 新幹線新駅関連に係る県支援金について説明を受けました。
 その中で委員より、手原産業倉庫が稼働すると益々交通量が増え、渋滞が発生し、交通安全上支障が出ると予想されるため、国道交差点を早く進める必要があるのでは。との質疑に対し、当局から、手原産業倉庫は10月の稼働開始と聞いている。蜂屋手原線の国道交差については、暫定供用で国道からの左折イン、都市計画道路からの左折アウトで、国道事務所や公安委員会と協議を行い最大限の安全対策を図っている。将来的にはフル交差化を目指して取り組んでいる。との答弁がありました。
また、県支援額については、当初の約束通り、国費を除いた半分ということで間違いはないか。との質疑対し、当局から、今回受納する県支援額は、平成24年度決算から支援対象事業について、国費を除いた半分が県支援額となっている。との答弁がありました。
また、今後の対応として、県支援額は3月の補正予算で積み立てを行うのか。との質疑に対し、当局から、3月に補正予算を計上させていただき、基金へ積み立てていく。との答弁がありました。
 
次に、2点目の「企業誘致等の近況について」説明を受け、その中で、
1月末現在のリチウムエナジージャパンの雇用状況について報告がありました。正社員が200名(うち市内在住者49名)、新規採用者が8名(うち市内在住者3名)、請負業者で697名(うち市内在住者116名)、新規雇用者が累計で1,399名(うち市内在住者248名)である。との報告がありました。
 これに対し、委員より、今後も企業への奨励金交付が続く中で、雇用計画を提出してもらうなど、市内雇用者が増えるよう市として努力してもらいたい。との質疑に対し、当局から、従業員の大半を技術者がしめる特殊な企業であり、まだ先が分からない状況であるが、地域雇用も含めたかたちでの地域貢献・社会貢献を目指されており、今後も引き続き話し合いを行い、雇用拡大を図っていきたい。との答弁がありました。
次に、3点目のその他において「国道1号バイパス・国道8号バイパスの進捗状況について」説明を求めました。
当局より、国道1号バイパスについては、栗東市地先の収用案件の和解連絡があり、今月末の引き渡しで3月以降に工事着手される。また、国道8号バイパスについては、大橋地区は、用地測量が終わり、用地買収に向けて進められている。宅屋地区は、用地測量の経過説明が行われている。
中地区は、用地測量が終わり、図面確認作業が行われている。出庭地区は、3月に幅杭設置に向けた説明会が行われる予定である。との報告がありました。
委員より、努力いただいているが、今以上に前向きに進めてもらいたい。との意見がありました。

以上、委員会の審査経過の一部を報告させていただきましたが、当委員会の付託審査事項であります「新駅問題後継プランなど 地域及び経済の活性化に向けたまちづくりについて」は、まだまだ解決すべき諸問題や課題がありますことから、今後も引き続き継続して審査をしてまいりたいと考えております。
これをもちまして、地域活性化対策特別委員会の中間報告とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM