2022年12月23日
予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月16日に開催し、付託されました8議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部長、次長及び各課長等であります。
審査の内容と結果につきまして、報告いたします。
審査の方法は全体会方式で質疑を行いました。
まず、
議案第84号
令和4年度栗東市一般会計補正予算(第9号)について
主な質疑を所管毎に報告いたします。
総務所管事項では、
シティセールス推進事業について、
委員より、
くりちゃんPR活動業務委託料で減額となっているが、コロナ禍によるPR活動への影響はあったのか。
との質疑に対し、
年間50回程度の出演とする仕様書での契約であったが、上半期はコロナの影響で、9回の出動回数と少なかった。10月以降はイベントも徐々に再開され、全国的なイベントの開催もあり、11月末現在で30回の出動回数となっている。今後も既に出演依頼が入っているところもあるため、積極的にPR活動を行っていきたい。
との答弁がありました。
次に、環境建設所管事項では、
環境センター管理運営経費について、
委員より、
環境センターの外壁改修工事について、センターは老朽化しているが、年度当初に工事計画があったのか、事前点検で分かったことなのか。
との質疑に対し、
毎年、必ず台風後の点検をしており、昨年度は異常なかったが、今年度の台風後の点検で分かったことである。
との答弁がありました。
また、
自然災害等、事前に分からないことも多いが、センターは車や市民の出入りもあることから、十分な点検が必要である。今回は補正金額も大きいので、できれば当初予算の中で慎重な検討をお願いしたい。
との意見に対し、
施設等の点検は、日常的に実施しており、外壁等は、大雨等の後には必ず、職員が直接、見回って、点検をしている。今後も危険箇所が見つかり次第、できる限り早急に、当初予算等での対応を考えていきたい。
との答弁がありました。
次に、文教福祉所管事項では、
補装具給付事業について、
委員より、
この時期に増額補正を行う理由は。
との質疑に対し、
この事業は、毎年どれくらいのボリュームがあるのか想像しにくく、当初予算はこれまでの実績の平均値で計上している。今年度については、障がい児で身体の成長に対して間に合わなくなってきたという理由もあり、座位保持装置や車椅子の給付が増えている。
との答弁がありました。
次に重度心身障がい老人等福祉医療助成事業について、
委員より、
事業費が増えた理由は。
との質疑に対し、
対象者は昨年度に比較してそれほど増えてなく、一人当たりの医療費の伸びが要因だと考えられる。
との答弁がありました。
また、委員より、
265万3千円の増額補正であるが、内容的にはどうか。
との質疑に対し、
詳細は把握しきれていないが、後期高齢者の24%の方が、窓口の医療費負担が1割から2割になったということも増額要因の一つと考えていて、今後発生すると予測される医療費の部分も計上している。
との答弁がありました。
質疑ののち、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第85号
令和4年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、
一般管理経費について、
委員より、
災害補償費の内容を詳しく教えてほしい。
との質疑に対し、
国民健康保険事務に従事している会計年度任用職員の公務上の怪我による治療費にかかる費用を計上している。
との答弁がありました。
また、委員より、
歳入で入ってくることはないのか。
との質疑に対し、
人件費は一般会計から繰り入れしているが、今回のような臨時的なものは繰越金を活用し支払いをさせていただく。
との答弁がありました。
質疑ののち、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第86号
令和4年度栗東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、
質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第87号
令和4年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第2号)については、
質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第88号
令和4年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)については、
質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第89号
令和4年度栗東市水道事業会計補正予算(第2号)については、
質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第90号
令和4年度栗東市公共下水道事業会計補正予算(第2号)については、
質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第91号
令和4年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)については、
質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
ご審議のほど、よろしくお願いいたします。