定例会・臨時会

予算常任委員会

2021年3月24日

委員長報告

予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
 当委員会は、休会中の3月12日から17日までの間に開催し、付託されました19議案の審査を行いました。
 まず12日に全体会を開催し、一般会計の審査のため、総務、環境建設、文教福祉の各分科会を設置し、各分科会審査終了後に、それぞれ全体会で総括質疑を行うことを確認しました。
 また、令和元年度の決算関係指摘事項について、当局より取り組み報告を受けました。
その後は、文教福祉分科会は12日、15日に、総務分科会は15日に、環境建設分科会は16日に開催し、終了後に各所管事項の総括質疑を行いました。
 一般会計の審査終了後17日に全体会を再開し、特別会計について審査を行ったのち各議案について、討論・採決を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部・次長及び各課長等であります。
 それでは、審査の内容と結果について報告いたします。

議案第2号令和3年度栗東市一般会計予算について、
 まず、総務所管事項では、行政改革推進事業について、「行財政改革検討支援業務委託はどのような内容か」との質疑に対し、
「総合計画の進行管理を行うにあたり、行政改革の視点について、研修会や各課ヒアリングを公認会計士などの専門家から指導助言を受けながら行っていきたい。特に事務事業の見直しや、アウトソーシングに絞って、指導・助言を受けたいと考えている。さらに、日報管理による業務量把握と一体的に実施することで、業務の見直しや定員適正化に生かし、限られた人員や財源で市政運営を行っていくことにつなげたいと考え計画をしている」との答弁があり、
 また、「事務事業の中で見直すべきところは多くある。前例踏襲主義で行っていくのではなく、ぜひとも行財政改革の中の一環として見直しを進め、先進地になるぐらいの気持ちをもって取り組んでもらいたい」との意見がありました。

防災活動推進事業 地区防災計画について、
「令和2年度の策定実施が難しいということで、3年度策定に変更するにあたり、業者委託による策定から防災士の方を中心に策定する方法に変更したということだが、どう策定していくのか、予算面ではどうか」との質疑に対し、
「地区防災計画については、地域の方と市とで話し合いをしつつ、それを深ながら地域ごとの特色にあわせた計画を策定していきたいと考えている。自治会長等、地域の方に参加していただく中で、防災士が中心となって、研修等を実施したいと考えており、新年度予算にて防災士組織の活動補助金として費用を見ている」との答弁がありました。
 また、「令和2年度委託料880万円を見込んでいた事業費が、今回、研修講師費用のみというのは削減し過ぎではないのか」との質疑に対し、
「現在、栗東市防災会の会長と協議しており、全体的なものは構想中だが、この初年度については地域で研修を実施し、その中で地域と防災士で話をしてもらうことを考えている。地域の中で話合いをしていただくということに重点を置き、市としても、地域と協力をし、防災士を中心に計画策定を進めていきたいと考えている」との答弁があり、
「趣旨からして、地域が策定するというのは価値があることだと思うが、策定を行ってもらうのにはそれ相当の費用がかかることもある。必要になれば補正等の対応もお願いしたい」 との意見がありました。

 更に、「防災士について、高齢化が進んでいる部分があり、また、自治会によっては、 防災士の存在が知られていないところもある。それは、日頃その活動が見えないということだと思う。今後、年次的にどう防災士を養成していくのか、どんな計画を持っているのか」 との質疑に対し、
「現在、防災士がいない自治会が28あるので、できるだけ年次的にこれらの自治会での養成を進めていきたい。防災士について、自治会の中で認識されてない部分もあるので、この地区防災計画策定を契機として認識を広めていきたいと考えている」 との答弁がありました。

 次に、環境建設所管事項では、森林病害虫等防除事業について
「テングス病はどのような影響を及ぼすか」との質疑に対し、
「病気が蔓延すると、周辺のさくら等の間で移る。そのため健康な木に移らないよう早期に病気の木に措置をするものである」との答弁がありました。
 また、「本来は、テングス病にかかった枝を切り、その切った部分に殺菌剤を塗り、切 った枝は焼却処分するというのが基本だと思うが、実際は間伐した枝は林道に捨ててある。林道整備という意味でも、補助金を使い実施するのであれば、2トン車両を貸し出しし、枝は処分してもらい、薬をまくところまで指導していただきたい」との質疑に対し、 「伐採した枝の処分については、そこまでの指導をしていないため、今後取り組んでいきたい」との答弁がありました。
 また、「住宅管理経費について 空家リノベーションモデル事業改修工事に3,000万円計上され、古民家を改装していくとのことだが、観光の調査なども、新型コロナの影響で、商売としての通常性がないということで、据置きしたりしている中で、改装をして 商売をするのであれば、今なのかと感じる。費用対効果について伺う」 との質疑に対し、
「空き家の利活用をどのようにしていくかなどの提案をする場として、NPO を設立し、そこに事務局を置いて、空き家対策の拠点となるような施設を立地するものである。総額3,000万円という額については、耐震改修工事や内部改装工事などを実施するための必要な経費であり、空き家の利活用モデル事業については、地域課題を地域財産とするための情報発信の場、また、空き家対策の拠点として、効果が得られるように努めていきたい」
との答弁がありました。
 次に、文教福祉所管事項では、健康増進事業がん患者のアピアランスサポート事業助成金について、
「新しい事業だが、医療用ウイッグ、補整下着への上限1万円以外の支援はあるか」との質疑に対し、
「がん治療に伴う外見の悩みをお持ちの方に対し、社会参加や就労継続支援として助成する。内容は医療用等ウイッグ、帽子、乳房補整用具の購入費用の一部助成を考えている。本体価格に含まれない附属品やケア用品は対象としない。県の補助事業で、上限1万円の予定である」との答弁がありました。
 また、「学童保育所管理運営事業について、 指定管理者選定の年に当たるが、指定管理者選定委員会は年何回の開催でど のようなメンバーで構成されるのか。指定管理者は非公募、随意契約を検討してはどうかという議論もあったが、募集方法についてはどうか」との質疑に対し、
「選定委員会の開催は年2回、委員は民生委員児童委員から1人、児童福祉の分野関係から2人、市民公募で3人、市職員が2人の合計8人の構成で考えている。指定管理者の募集方法は、現在、内部で協議をしている。継続性、安定性を重視しながら、保護者、指導員、子どもとの信頼関係、人間関係を大切にして考えていきたい」 との答弁がありました。

 また、教育振興指導経費について、
「GIGAスクールサポーター派遣委託料等の詳細は」との質疑に対し、
「手話通訳、学校におけるICT環境整備の設計・使用マニュアル等の作成等を行うGIGAスクールサポーターであるICT技術者委託、校務ネットワ ーク変更委託の3点である」との答弁がありました。

 続いて、「支援員の配置はまだ決まっていないのか。また同時期に事業が重なるような ことが起きたときに、うまく対応できるのか」との質疑に対し、
「支援員は4校に1人、3名配置の予定である。ICTの環境整備については、例えばタブレット等の故障等は、学校からその業者に直接、連絡し対応する。ベネッセのドリルパークなどのソフトウエアについても、全て業者と直接対応するなどし、うまく進められるのではと考えている」との答弁がありました。
 その他多くの質疑がありましたが、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第3号 令和3年度栗東市土地取得特別会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第4号 令和3年度栗東市国民健康保険特別会計予算については、
「検診事業、節目歯科検診委託料について、30歳をやめ70歳を追加し、昨年度より予算を増額した理由と対象者については」との質疑に対し、
「国民健康保険の被保険者で、年度内に30歳40歳50歳60歳に達する方を対象に案内し、受診いただいていた。対象者数435人中17人の受診で3.91%の受診率。予算は、対象者数の4%を見込み、単価6,500円で計上している。後期高齢者医療での歯科検診が76歳と81歳で実施されており、70歳に引上げ、後期高齢者につなげるため見直しをかけた」との答弁がありました。

 続いて、「受診率を上げる策は。どのように案内しているのか。30歳をやめ、70歳を 追加したが、周知に努力していれば、受診率は変わったのではないか。周知の徹底についての考えは」との質疑に対し、
「弱年齢層の方々は仕事があるなどで実施が難しいため、高齢者のほうにシフトする。5月の後半に書面で対象者の方に案内している。国保の事業について近隣市でも30歳を見合せてきている状況もあり、本市も見合わせるとこ ろである。いずれにしても個別の周知・案内により、受診が促進できるよう努めていかないといけないと考えている」 との答弁がありました。

 また、滞納繰越処分について、
「近年の滞納繰越し分についての推移は」との質疑に対し、
「滞納処分や、収納率の向上を目指し、年々若干ずつではあるが減少してきている。現年課税分の収納率の向上に取り組んでいる関係で、過年度に滞納繰越として計上する部分も減り、その効果がここ数年間で徐々に出てきてると捉えている」との答弁がありました。
 また、「業務計画や年間計画の進行管理も徹底していかなければならないのではないか」との質疑に対し
「毎年、納税推進室で計画を立て、年度末に向けて集約し、次年度の見直しに取り組んでいる。数字が結果として徐々に出てきているということを励みにし、今後も取組を続けていきたいと考えている」との答弁がありました。
 質疑、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第5号 令和3年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算については、質疑はなく、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第6号 令和3年度栗東市介護保険特別会計予算については、
委員より、「第8期介護保険事業計画に基づいての、ハード面・施設の充実・拡充についてはどのような動きをするのか」との質疑に対し、
「8期については、特別養護老人ホームを広域では計画していないが、地域密着型の特別養護老人ホームを整備したいと考えている」との答弁がありました。
 続いて、「9期のスタートに間に合うよう8期のうちに募集、設計など来年度から動く ことも検討していただきたいが、考えは」との質疑に対し、
「令和4年の段階で募集をかけて取りかかろうという計画で考えているところだが、公募の準備については、早い段階での対応を検討していきたい」との答弁がありました。

 また、「総合相談事業について、 地域包括支援センターが市内3か所となったが、人材を含めた運営状況は。 また、葉山、栗東、栗東西の地域性の現状は」との質疑に対し、
「現在、栗東・栗東西包括支援センターは6名、葉山は5名の職員で対応している。昨年度の後半で各包括1人ずつ加配している。現在、人員が足らない状況にはない。 地域性としては、葉山地域は高齢化率が高い。栗東西地域は、高齢者も多いが若い世代も多い。栗東は、金勝地域は高齢化率が高く、治田・治田東は、若い世代が多い。 今後、自治会単位・圏域での課題等に対して、包括と担当課と十分協議をしながら進めていきたいと考えている」との答弁がありました。
 質疑、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 つぎに、議案第7号 令和3年度栗東墓地公園特別会計予算については、 質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第8号 令和3年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画 整理事業特別会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第9号 令和3年度栗東市水道事業会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第10号令和3年度栗東市公共下水道事業会計予算については、収益的支出の総係費、委託料について
「下水道使用料徴収事務に係る委託業務と、会計実務支援委託業務等があるがこの中身は。この徴収事務については上水道と一緒にしている思うが、どのような案分で費用負担しているのか」との質疑に対し、
「下水道使用料徴収事務に係る委託は、水道メーターの水量から、下水道の使用料等を算定するための経費として水道会計へ委託料として支払うものである。会計実務支援委託業務等は、公的な企業会計であるため、税務支援等を会計経理士等に委託を行っている。 上水道でかかる費用の50%をベースにして、下水道については、普及率が99.1%のため、その比率を掛けた額を水道会計に支払っている」との答弁がありました。

 また、管渠管理費、委託料について
「不明水管路調査業務とあるが、進捗は」との質疑に対し、
「不明水は、毎年1.3キロほど調査をしている。それにより改修が必要なところについては、その都度、改修をしている状況である。 全市内の調査を終えるには時間がかかり、その年の雨量の関係、また新たな不明水もあり、量的には一概に比較出来ないが、改修している限りは減っているとの考えのもと、毎年調査改修を進めている」との答弁がありました。
 質疑の後、討論はなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第11号 令和3年度栗東市農業集落排水事業特別会計予算について、農業集落排水施設管理経費について、「浅柄野、観音寺において経年劣化によって修繕が必要と説明されていたが、今後どのような計画でされるのか」との質疑に対し、
「令和2年度、機能診断調査最適整備構想策定業務として、浅柄野、観音寺地先の施設の在り方について調査している。一般下水につなぐ、もしくは農業集落排水事業として施設維持していくことのどちらにメリットがあるのか、実行する場合はタイミングや、流域下水道処理区域として滋賀県琵琶湖流域別下水道整備総合計画等に計上する必要があり、現在検討している」との答弁がありました。
 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第12号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第10号)について、ふるさとりっとう応援基金積立金について、「説明では様々な取組の結果、減額ということになったということだったが、総括して、来年度以降はどう進めるのか、展望は」との質疑に対し、
「今の時点では、パンフレットの内容の一部見直しと配布方法の工夫、返礼品の提供事業者の募集を通年募集にする、ということを考えている」との答弁がありました。
 また、「現状、市に入ってきた寄附金に対し市外にふるさと納税として出ていった金 額はどうなっているのか」との質疑に対し、
「年度と年のくくりで見方は違うが、令和元年度の本市の歳入は5,400万円の寄附金が入ったのに対し、令和元年では2億7,000万円ほどが市外に出ている」との答弁がありました。
「繰越明許費、土木費の道路橋梁費や都市計画費について、合計すると約3億円もの繰越であるがどう考えているのか。また、歳入の土木費国庫支出金の 社会資本整備総合交付金は要望に対して内示はどれぐらいもらえたのか」との質疑に対し、
「大きくは追加補正で交付された分である。今回交付された補正については、用地取得がなく、すぐに工事ができるところ、また調査ができるところで受けている。1番大きいのは上砥山の2号幹線ほか1線で4,200万円余りであり、ここは用地買収済みのため、工事を進めたいと考えている。今回補助金の補正を要求した分については100%受けることとなり、結果的に大きな 額の繰越しをすることとなった」との答弁がありました。
 また、「青少年教育推進経費 放課後子ども教室委託料について、8学区実施のうち今年度は2学区のみ実施された。コロナ禍の実施の経緯は」との質疑に対し、
「実施する地域で構成されるスタッフの組織には高齢者が多く、コロナウイル ス対策に心配の声が多かったため、最終的に2学区の実施となった」との答弁がありました。
 続いて、「スタッフ組織については、募集や組織に担当部局がしっかり取組まないと、 今後衰退の恐れがある。9学区中、8学区の運営であり、子どもたちが平等に 恩恵にあずかるためにも、県の補助金もあり、各学区の組織づくり、スタッフ組織の構築に取組んでいただきたい」との質疑に対し、
「未実施の1学区は実施準備を進めていただく予定であったが、コロナの関係 で実施に至っていない状況になっている。また、スタッフ募集はチラシを保護者に配付し、加えて大学生のボランティア募集を呼びかけている。残念ながらまだ応募はないが、引き続き対策を重ねスタッフの増加に努めていきたい」との答弁がありました。
質疑、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第13号 令和2年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算 (第4号)について は、質疑もありましたが、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第14号 令和2年度栗東市後期高齢者医療特別会計補正予算 (第2号)については、 質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決し ました。

 次に、議案第15号 令和2年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第3号) について は、
「居宅介護サービス等給付費を増額し、施設介護サービス等給付費を減額するが、コロナの関係などがあり、施設でなく家で看ようといった傾向にあるためか」との質疑に対し、 「年次的な影響というよりは、7期計画で設定したサービス費について、予定の数値に比した今年度の実績での増減である。施設については、市内の施設の定員数で計算をしているが、必ずしも栗東市民全員が入るわけではない関係もある」
           続いて、「在宅が増える傾向というのは、地域包括支援センターが機能しているという 認識でいいか」との質疑に対し、
「昨年度から包括が3圏域に設置され、相談しやすい体制になり、相談件数も増えている。また各包括と介護サービスを計画していく上で要となっている介護支援専門員との連携も、しっかり行われている。住みなれた地域で、本人が望む暮らしを進めていくことに取り組んでいることも影響している」との答弁がありました。
 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと 決しました。

 次に議案第16号令和2年度栗東市水道事業会計補正予算(第3号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第17号 令和2年度栗東市公共下水道事業会計補正予算(第3号) については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に議案第18号 令和2年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決し ました。

 次に令和3年度栗東市一般会計補正予算(第1号)について、令和2年度栗東市一般会計補正予算(第11号)については、併せて質疑を行いました。
「新型コロナウイルスワクチン接種推進事業について、職員手当等の時間外勤務手当、1,687万3,000円の積算の内訳は。また時間外勤務は、超過勤務になる可能性もある。職員数は足りているのか。土日に出勤し、振替え休日を取得すると、平日の業務に影響がでるのでは」との質疑に対し、
「集団接種会場の人員の時間外勤務手当としては、土曜は38週分4時間、日曜は40週分8時間、それぞれ9人分を見ている。また、ワクチン接種推進室の職員は平日の2時間程度を10か月分で算出している。ワクチン接種期間の10か月で現時点においては多数の職員に動員をかけ進めていく」との答弁があり、
「一部の職員だけが超過勤務にならないよう、職員の健康管理に十分気を付けていただきたい」との意見がありました。
 また、「東口第1駐車場4,055万4,700円は何台分を予定し、滞在時間は何時間を予定しているか」との質疑に対し、
「人口の2回分、医療従事者を抜いて70%の駐車場の利用率、500円で算出をしている。駐車料金は1時間までは200円、4時間までを500円の4時間で、一人当たりの滞在時間は2時間をみている」との答弁がありました。
 また、「7万人分掛ける2回、14万回接種可能と国の方針で出ているのか」との質疑に対し、
「国の方針として100%接種でという方針に沿って計画している」との答弁があり、
「接種に関しての方向性、見込みが、報道でみる国の体制から非常に心配するところであり、国県とも連絡を密にして対応していただきたい」との意見がありました。

 議案第32号 令和3年度栗東市一般会計補正予算(第1号)については、質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
また、議案第33号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第11号)については、質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告 といたします。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

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