定例会・臨時会

予算常任委員会

2020年5月11日

予算常任委員会委員長報告

予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休憩中に、付託されました5議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部長、次長及び各課長であります。
審査の内容と結果につきまして、報告いたします。

議案第35号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第1号)について、まず、中小企業振興事業について、
事業に支障をきたしておられる方々の支援金の手続きがはじまると思うが、手続きをされる際の提出書類が煩雑であり、やりとりも大変である。提出書類は可能な限り簡素化も考えていただきたいと思うが見解は。との質疑に対し、

臨時支援金交付業務については滋賀県が行い、市は独自の上乗せ部分を委託料として支払う。申請方法はオンライン、郵送の2つに限定されるため、実際対面でやりとりすることはないと考えている。
ただし、問い合わせやオンラインを使えない方の来庁が予想されるので、あらかじめ必要な申請書類などを準備しておき、少しでも速やかな申請手続きや説明をできるよう整えておく。との答弁がありました。
また、支援金を申請してから受け取るまでどれくらい時間がかかるか。今回の件で倒産の実績はあるのか。との質疑に対し、

支援金の受付は滋賀県において5月7日から始まっているが、現在は仮受付という状況になっている。議決をいただき次第、すぐに滋賀県と委託契約を結び、県で手続きを進められるが、いつに入金されるのかはわからない。
倒産については聞いておらず、そうならないよう可能な限り支援をしていきたい。との答弁がありました。

また、情報系システム管理事業について、在宅勤務は初めての試みだが、家で仕事がしにくい等の課題は出てきているのか。在宅勤務、テレワークを今後、どのように働き方改革に活用していくのか。との質疑に対し、
今後、課題の抽出、整理を行い、有効な在宅勤務、テレワークのやり方につなげていく。一例として、職員が介護・育児休業から復帰する際に在宅勤務から徐々に慣らしていくようなことを考えている。との答弁がありました。

また、庁舎維持管理経費について、消毒液について、手指消毒液だけなのか。どのような形で使用されるのか。との質疑に対し、

手指消毒液は、正面玄関、各階エレベーターの前や各出入口に設置しており、それの補充を考えている。
手指以外の消毒については、庁舎の維持管理を委託している業者において、庁舎内の階段・スロープ等の手すり、エレベータのボタン、会議室等共用部分のドアノブについて、朝と昼の2回、消毒を実施してもらっている。との答弁がありました。

また、母子保健事業(乳幼児健診)について、健診再開までの問診票はすでに送っているのか今から送るのか、現状は。との質疑に対し、
既に対象者の4か月から3歳6か月健診において4月27日から通知を発送しており、5月7日から問診票が返送されてきており、その評価をしていきながらこれから対応していく。との答弁がありました。
また、児童扶養手当受給者への支援給付金支給事業・就学援助受給者への支援給付金支給事業について、
重複している子どもさん、きょうだいがおられても1人3万円か。栗東市独自政策であると思うが、特定の受給者が重複すると不均等は生まれないか。との質疑に対し、
名簿を照らし合わせ同じ方に給付することはなく児童扶養手当を優先している。ほかの子どもたちとの整合については、一人親家庭などでは失業、子どもを一人でおいておけず自宅での保育を選択されている方もおられると予想しており、そういった観点で支給しようと考えている。きょうだいについては一人3万円と考えている。との答弁がありました。
その他多くの質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で「原案どおり可決すべきもの」と決しました。

次に、議案第36号 令和2年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、
質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で「原案どおり可決すべきもの」と決しました。
次に、議案第37号 令和2年度栗東市水道事業会計補正予算(第1号)について、
収入減の部分を剰余金から補填されるのはわかるが、単年で考えると赤字になるようにおもう。
鉛管などの老朽化対応を行っているが、その予算が削られたり、対応が遅れるなどの影響は出てくるのか。との質疑に対し、
平成30年度の剰余金が1億3000万円ほどあり、令和元年度もそれくらいあると考えているため、使用料の減少分として収入は損益がでてくると思うが全体的には赤字は発生しないと考えている。
よって、今年度の計画している事業についても現状維持しながら進めていけると考えている。との答弁がありました。

その他質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で「原案どおり可決すべきもの」と決しました。 
次に、議案第38号 令和2年度栗東市公共下水道事業会計補正予算(第1号)については、質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で「原案どおり可決すべきもの」と決しました。

次に、議案第39号 令和2年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、
質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で「原案どおり可決すべきもの」と決しました。

以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。

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