定例会・臨時会

予算常任委員会

2023年6月22日

委員長報告

予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の6月23日に開催し、付託されました2議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の   各部長、及び各課長等であります。

審査の内容と結果につきまして、報告いたします。
審査の方法は全体会方式で、質疑を行いました。

まず、
議案第38号
専決処分事項の報告について

ふるさとりっとう応援寄附金について

委員より、
寄附件数と目的ごとの納税状況、所得税の減額による本市への影響額は。
との質疑に対し、
 令和4年度、4071件であり、とくに多いのは「明日を担う子どもを育てる元気なまちづくり」で1,100件余りである。他市への納税額は、令和3年度は2億2,000万余りである。
との答弁があり、寄附使途集計の詳細明示がありました。

また、委員より、
馬事業企画経費にある減額は、ふるさと納税の事務経費の減額によるものであるとの説明があったが、広告料も減額になっている。ポータルサイトの契約についての詳細は。
との質疑に対し、
 基本的には納税額に対して何%という形での広告料の支払いとなっている。また手数料も実績に対して支払うため、納税額に応じて費用も変わってくる。
との答弁がありました。

質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で承認すべきものと決しました。

次に、
議案第41号
令和5年度栗東市一般会計補正予算(第3号)については、

地域コミュニティセンター管理運営経費について

委員より、
駐車場は7月までしか借りることができないとのことだが、契約期間はどのようになっているのか。期間の途中なのか。当初予算を組み立てる段階で分からなかったのか。
との質疑に対し、
 1年契約であるが、令和5年度は4月1日から7月31日までの契約期間としている。昨年12月に売却の話があったことから、当初予算には間に合わせることができなかった。
との答弁がありました。

また、委員より、
今回、利用者の増加に伴い駐車区画を増やしている。職員の通勤に必要であるが、今後、部をまたいでの大きな駐車場の確保は難しいと考えるが、今後の市の考えは。
との質疑に対し、
 今回、周辺の公共施設で利用するという考えのもと、駐車台数を62区画から99区画に増やした。駐車場の課題は、今後も地権者等との交渉を続けていく必要があると考えている。
との答弁がありました。

さらに、
 借地を急に返してほしいと言われたら、市民に迷惑がかかる。市の借地の考え方を整理する必要がある。
との意見がありました。

次に、地方創生臨時交付金について

委員より、
 給食週5日に係る保護者の負担については、今年度、地方創生臨時交付金により軽減されるが、負担軽減が目的であれば、持続性が求められる。次年度以降についての何か考えはあるか。
との質疑に対し、
 今回の臨時交付金については、家計全体の負担軽減という形で活用した。来年度以降の継続的な活用としては、国において物価高騰に対する方針を踏まえ、その動向を注視しながら負担軽減を継続したいと考えている。
との答弁がありました。

その他多くの質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM