定例会・臨時会

総合計画特別委員会

2020年2月28日

委員長報告

総合計画特別委員会の報告を申し上げます。
当委員会は、付託を受けております「第六次栗東市総合計画の策定について」を審査するため、1月24日に市長、副市長、教育長、各部長・次長等の出席を求め開催いたしました。
 
まず、当局から、12月25日から1月20日にかけてパブリックコメントを行った結果、第六次栗東市総合計画、第五次国土利用計画ともに意見申出
は無かったこと、自治連合会役員会で意見を受けたことの報告を受けました。
その後、第六次栗東市総合計画(案)、第五次国土利用計画(案)の概要説明を受け、審査を行いました。
 以下、審査では多くの質疑、意見がありましたが、その主なものを報告させていただきます。

第六次栗東市総合計画(案)について、

委員より、
これから10年間、栗東市の方向としてはこうである、こういうカラーがある、というのを聞きたい。
との質疑に対し当局より
 簡潔に言うと「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」である。第六次総合計画を基に安心を提供できるようにしていく。また、さまざまな事業を実現しながら、これから先、未来へ安心がつながっていくように想いを込めている。
との答弁がありました。

また、委員より、
この5年間で、子どもの教育が大きく変わるように思う。政策にない部分も柔軟に対応する必要が出てくると思うが、どのように認識しているか。
との質疑に対し当局より
 子どもたちの教育については、変わるべきところと変わってはいけないところがあると思っており、自分で考えて自分で決められる主体性をもった子どもたちを育てていきたいという方向は計画のとおりである。最新のネットワーク環境づくりの面については、今後の課題として取り組みたい。
との答弁がありました。

また、委員より、
計画策定後の市民への周知はどのような形で行うのか。
との質疑に対し当局より
 冊子、概要版を作成、ホームページに掲載する。また、自治連合会など様々な機会を通じて説明していく。
との答弁がありました。

また、委員より
政策4「暮らしの安心を支える」の施策10「循環型社会の推進」に(仮称)食品ロス削減推進計画が加えられているが、いつ(仮称)はとれるのか。
との質疑に対し当局より
現在、国において指針が策定されている段階である。それを受けてまず滋賀県の計画等をふまえ、その後栗東市が計画していくという流れである。
との答弁がありました。

また、委員より
 30、40代の転出を防いで、人口の定住に力を入れていくためにどのような対策が盛り込まれているのか。
との質疑に対し当局より
総合計画や総合戦略を着実に進めていくことで、20代から40代の方をはじめとした幅広い世代の方が愛着をもっていつまでも住み続けていただけるような、住みよいまちづくりを進めていく。
との答弁がありました。

次に、第五次国土利用計画(案)について、

委員より、
都市計画マスタープランなど個別計画を策定中のものもあると思うが、スケジュール、整合性をどのようにとるのか。
との質疑に対し当局より
 都市計画マスタープランについては、第六次栗東市総合計画などの上位計画との整合を図った上で、パブリックコメントを実施し、6月議会に報告したいと考えている。
との答弁がありました。
 
その他多くの質疑があり、また傍聴の議員の意見も求めました。
以上、主な審査経過についての報告とさせていただきます。
当委員会といたしましては、付託を受けております「第六次栗東市総合計画の策定について」は更なる審査が必要でありますので、継続審査することといたしました。
以上、総合計画特別委員会の中間報告とさせていただきます。

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