定例会・臨時会

総務常任委員会

2023年6月26日

委員長報告

総務常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。
当委員会は、休会中の6月26日に開催し、今定例会において付託を受けました議案3件と請願書1件について審査を行いました。

説明を求めるために出席を求めた者は、市長、関係部長、課長等であります。

それでは、順次、報告いたします。

まず、議案第56号 栗東市職員の給与に関する条例及び栗東市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定 について

質疑の主なものとして、

採用する歯科衛生士の仕事内容、勤務体系、募集方法、近隣市の状況についての詳細は。また今後についての考えは。
との、委員からの質疑に対し、

仕事内容は、歯科疾患を予防するための啓蒙(けいもう)活動、口腔保健に関する指導・相談である。まずは正規職員を採用し、状況に応じて、会計年度任用職員の採用も考えていく。配属は健康福祉部 健康増進課 疾病予防係を考えている。募集は、広報紙やホームページ、専門学校や近隣大学などに広く募集していく。近隣市では、正規職員という形では採用はなく、守山市は現在、会計年度任用職員を採用している。学校現場等に足を運んでもらい、歯科衛生士を中心に、子どもたちに予防歯科のアプローチを行ってもらうとともに、高齢者に向けての予防体制も整えるようにしたい。子どもから高齢者までが包含できるような予防歯科に向けての推進をしていく。
との答弁がありました。

質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第57号 栗東市税条例の一部を改正する条例の制定 について

質疑の主なものとして、

 第82条にある特定小型原動機付自転車(電動キックボード)だが、あまり見かけることがないが、初年度に想定されている登録件数は。また、ナンバープレートの現状と今後は。
との、委員からの質疑に対し、

 制度が始まる前から登録があり、令和4年までは5台の登録があった。現在の最新の登録台数は7台である。ナンバープレートは、改正前までは、原付のナンバープレートであるが、7月1日からは、
10センチ四方の新たなナンバープレートを交付する。既に交付された人が希望される場合は、無償で交換する。
との答弁がありました。

また、特定小型原動機付自転車は学生も乗ることができるが、学生にも納税義務が発生するのか。
との、委員からの質疑に対し、

申請者が納税義務者となるため、所有者の名前で申請されることになると考える。
との答弁がありました。

さらに委員から、
事故を避けるためにも、交通ルールやマナーについて、今から啓発をしていただきたい。
との意見がありました。

また、森林環境税の導入に伴う改正による影響額は。
との、委員からの質疑に対し、

令和4年度の最終納税義務者数の3万7,073名×500円、すなわち1,853万6,500円が市民税として減収になる。今後、森林環境税が森林環境譲与税の財源となり、一定の算出方法で入ってくるので、これを含めた比較が影響額になる。
との答弁がありました。

質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第58号 栗東市手数料徴収条例及び栗東市印鑑条例の一部を改正する条例の制定 について

質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、請願書第1号 選択的夫婦別姓の議論活性化を求める意見書の提出を要望する請願書 について

請願人の趣旨説明、委員からの質疑及び当局からの参考意見の後、委員全員から体験に基づくさまざまな意見がありましたが、国において活発な議論が必要であることが共通意見でした。

討論はなく、採決の結果、全員一致で採択すべきものと決しました。

以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願いいたします。

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