定例会・臨時会

総務常任委員会

2020年11月30日

委員長報告

 総務常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 当委員会は、今臨時会において付託を受けました議案2件について審査を行いました。
 説明を求めるために出席を求めた者は、市長、関係部長、次長、課長等であります。

 それでは、当委員会における審査経過と結果について報告いたします。

 まず、議案第97号 栗東市市長、副市長の給与等に関する条例 及び栗東市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑の主なものとして、
 5月の臨時会のような特別職の期末手当の減額を今後、考えているのか。との、委員からの質疑に対し、
 考えていない。期末手当の減額よりも、次につながる対策をしっかりととっていきたい。との答弁がありました。

 次に、今回の人事院勧告は例年より時期が遅くなったようだが、事務的な影響はないのか。との、委員からの質疑に対し、
 事務的には影響はないが、日程的に職員組合との協議等が厳しかった。との答弁がありました。

 質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第98号 栗東市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、質疑の主なものとして、
 ボーナスは民間では厳しく、また過去の経過から本市の給与は抑えられていると思うが、栗東市職員の給与水準は県下での位置はどうなっているか、近隣市と並ぶように検討してもらいたいとの、委員からの質疑に対し、
 ラスパイレス指数は、平成31年4月時点で99.1であり、県下13市中8位である。できるだけ100に近づけたい。全体を見て職員数増も検討していきたい。との答弁がありました。

 また、職員組合との協議や要求についてどうであったか、また影響額と支給額はとの、委員からの質疑に対し、
 今回の議案は合意を得て、要求回答は休暇の取得、職員増、ハラスメントなどについて協議を実施し、今後も丁寧に対応していく。影響額は手当と共済費で1千万円の減、支給額は3億5千9百61万7千円余りである。との答弁がありました。

 質疑の後、反対討論がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。

 以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願いいたします。

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