2017年3月16日
総務常任委員会の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の３月１６日に開催し、今定例会において付託を受けました議案３件について審査を行いました。
なお、説明のため出席を求めた者は、市長、総務部長、政策推進部長、市民部長及び関係課長であります。
それでは、審査の結果につきまして、順次、報告いたします。
まず、議案第１８号 栗東市部設置条例の一部を改正する条例の制定について、
委員から、組織機構にあたって、横の連携を十分考慮した改編となっているか、との質疑があり、当局より、部局を横断する業務については、それぞれの連携をしっかり取れるよう考えており、今後、所管以外の部署との連携を更に図るうえで、政策監を配置した機構改革をお願いしている、との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり「可決すべきもの」と決しました。
次に、議案第１９号 栗東市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定に
ついては、委員から、条例改正の内容について、保有個人情報を訂正した場合の規定があるが、こうした情報の管理はどこが行うのか、また、個人情報が漏えいするようなことはあってはならないと考えるが、そのことについては担保されているのか、との質疑があり、当局より、情報のやり取りについては、情報提供ネットワークシステムを通じて行われることとなるが、情報管理そのものは地方公共団体等において情報漏えいに対する十分な措置が講じられていると考えている。
また、国においては、情報セキュリティの強靭化を進める流れにあることを踏まえ、情報管理に努めていく、との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり「可決すべきもの」と決しました。
次に、議案第２０号 栗東市税条例等の一部を改正する条例の制定については、
委員から、環境性能割の影響額はどのくらいか、との質疑があり、平成２８年度の軽自動車税を賦課するにあたって、新規登録台数は２，１００台であり、そのうち乗用車が１，８００台、軽貨物車が３００台であった。１％の適用ということで想定すると、概ね２，２００万円を見込んでいる、との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり「可決すべきもの」と決しました。
以上で、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。
ご審議の程、よろしくお願いいたします。