定例会・臨時会

産業廃棄物最終処分場対策特別委員会

2012年12月5日

委員長報告

 産業廃棄物 最終処分場対策 特別委員会の報告を申し上げます。
 当委員会は、付託を受けております「産業廃棄物最終処分場問題の早期解決に向けた対策について」を審査するため、11月15日に、市長、副市長、環境経済部長及び関係職員、また参考人として滋賀県琵琶湖環境部管理監、最終処分場特別対策室長、参事の出席をお願いし、開催いたしました。
 まず始めに、当局から今日までの経過について報告を受けました。次に旧RD最終処分場に係る特定支障除去等事業変更実施計画案について、参考人より説明を受けました。その後、委員からの質疑がありました。
 主な内容として、
●2次対策工の協定が結べなかった1自治会への考え方は。
との質疑に、参考人から、1自治会は締結していただけなかったが、工事に反対はしないという意向を確認している。引き続き2次対策工が理解していただけるよう、また、連絡協議会にも参加いただけることも含め、話を進めていきたい。との答弁がありました。
●工事も終わり、一定の経過期間も置いた最終局面にはどういう措置がされるのか。
 との質疑に、最終的には正常に、埋め立てが終わった産業廃棄物最終処分場の廃止基準を満たすようなところ事で、総合対策を行なった効果も含め、やっていきたいと考えている。県有地化については、2次対策の大臣同意後となるが法的な整理がつき次第、すみやかに行なっていきたいと考えている。との答弁がありました。
●旧RD処分場の廃棄物の内容物は複雑な難しいものであると感じているが。
 との質疑に、分別時にしっかりと分析し、本当に大丈夫なものしか残さず、しっかり安全管理をおこなっていきたいと考えている。との答弁がありました。
●また、委員から、行政対応検証委員会から指摘を受けているものは着実に実行し、再発防止につとめていただきたい。との意見があり、
 それに対し、県の責任がしっかり果たせていないようなことだけは絶対起こらないよう、組織的にも人員についても努力し、しっかりお見せしていかなければならない、責務と思っている。との答弁がありました。
 なお、休憩中に、一次対策工事の始まりました旧RD最終処分場の工事の様子を視察しました。
 以上、当委員会の審査結果報告とさせていただきましたが、当委員会が付託をうけております「産業廃棄物最終処分場問題の早期解決に向けた対策について」は、早期解決のため、継続審査することと致しました。
 以上で産業廃棄物最終処分場対策特別委員会の中間報告とさせていただきます。
 よろしく、ご審議のほどお願い申し上げます。

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