定例会・臨時会

国道バイパス等整備促進特別委員会

2021年8月31日

委員長報告

それでは、国道バイパス等整備促進特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、付託を受けております「国道バイパス等主要幹線道路の整備促進について」を審査するため、閉会中の8月23日に、市長、副市長、関係部次長及び参事の出席を求め開催いたしました。
以下、審査を行いました主なものをご報告申し上げます。

当日は、国道1号栗東水口道路・国道8号野洲栗東バイパスについて、まず、栗東第2インターチェンジ手原7丁目の事業現場で、滋賀国道事務所から、次に、場所を移し、山手幹線について、下戸山地先の事業現場で、滋賀県南部土木事務所から、それぞれの「事業進捗状況」及び「今後の事業計画等」について説明を受けました。

帰庁後、「国道1号・8号バイパス及びそれらに接続する主要幹線道路の事業進捗について」当局から、改めて説明を受けました。

国道8号バイパスに関する質疑では、委員から
 国道8号バイパスの第2インターの切替えの工事に伴い、現在の交通量の変化はどうか。また、脇道への迂回によって各自治会から苦情等上がってないか。
との質疑に対し、当局から
交通量については集計中である。速報では、7月の工事ステップ切り替え前と比べると、全体の交通量は減っているが、お盆や夏休みにより分散されたと想定されるので、交通量が増加すると予測される9月、10月と対比したい。引き続き調査を行い、まとめて報告させていただきたい。
苦情については工事ステップの切り替えを行った次の日に、通勤時間が今まで以上に長くなったとの連絡を1件だけいただいた。
との答弁がありました。

 今後の切替え工事で渋滞が発生しないよう、視察の際に滋賀国道事務所に要
望したことが実現されるように担当課としても、取り組んでいただきたい。
との質疑に対し、当局から
 国と連携しながら、広域で促せるように、しっかりと取り組んでいきたい。
との答弁がありました。

続いて国道1号栗東水口道路・山手幹線に関する質疑では、委員から
 雨水のことについても、しっかり目を光らせてほしい。また、側道は通学に
使われるので、本線と同時供用と説明いただいたが、遅れがないように注視を
していただきたい。
との質疑に対し、当局から
雨水計画については、どこにどう排水するかいうことは、しっかりと確認していきたい。
また、本線と側道が同時供用するように、今後、県並びに国に要望していきたい。
との答弁がありました。
 
山手幹線の工事が進むにつれて、工事用車両が生活道に入ってくると思うが、住民の生活や交通量に影響はないのか。
との質疑に対し、当局から
 現道との交差部は場合によっては、通行止めが必要になるため、そういった
ことも含め、説明会を開催したうえで進めていただくように注視していきたい。
現在の交通量の測定を行っていないが、基本的に下戸山の集落からは下戸山8号幹線などを利用し、山手幹線のほうにアクセスされると思う。それ以外の、集落内を利用される車両等についても、県道川辺御園線から山手幹線に流れると想定される。
との答弁がありました。
 
山手幹線が供用されるまでの生活道路の危険性についてはどうか。
との質疑に対し、当局から
 工事用車両が現在の市道を横断し、行き来をするようなケースも出てくるか
と思うが、そういった場合には、ガードマンもつけながら、しっかりと対応さ
せていただく。
との答弁がありました。
 
栗東水口道路の小野ランプまで開通したときに、栗東市内への車両の流れ込みが起こらないように、道路の表示等の対策をされているが、栗東水口道路全
体が供用開始された場合は、どのような表記をされていくのか。
との質疑に対し、当局から
供用開始にあたり、まず標識委員会で議論を行い、設置に至る計画ができるが、まだ標識委員会に諮っていない状況であるため、委員会が再開された際には、その情報を皆様に事前にお知らせさせていただきたい。
との答弁がありました。

また、国道8号野洲栗東バイパス、国道1号栗東水口道路・山手幹線に関する質疑では、委員から
それぞれの工事が進んでいるが、近々説明会の予定あるのか。
との質疑に対し、当局から
国道8号バイパスについては、沿線自治会の自治会長と相談しながら説明会を開催したい。国道1号バイパスについては、今のところ現道までさわっていないため、影響が出るようであれば、自治会と相談しながら考えたい。
との、答弁がありました。

以上、委員会の審査経過と概要について報告をさせていただきました。
尚、当委員会が付託を受けております「国道バイパス等主要幹線道路の整備促進について」は、解決すべき諸問題、課題が山積しておりますことから、当委員会といたしまして、継続審査とすることといたしました。

以上、国道バイパス等整備促進特別委員会の中間報告とさせていただきます。

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