栗東市議会議員 田村たかみつのホームページです。(滋賀県栗東市)

kanken201203-h

2012年3月定例会

環境建設常任委員会委員長報告
(平成24年3月23日報告)

それでは、環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は休会中の3月15日、16、19日の3日間、付託されました16議案と請願書1件の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、副市長、所管の各部長、技監、課長等であります。
審査の参考とするため、15日の午前に現場視察を行いました。
それでは、順次報告を致します。

 まず、 議案第11号 栗東市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正 する条例の制定について委員から、地域の各種団体がアルミ缶などの収集をされるとき、許可制度などの対応を考えているのか、との質疑に対し、当局より、ゴミ集積場は基本的に自治会の管理であることから、自治会の了解を得たものは持ち去りの対象としない、としているもので、許可制度は考えていない、との答弁がありました。
また、委員から、持ち去りがあった場合の通報の仕方についての質疑に対し、当局より、持ち去る者を発見した場合は、トラブル防止のために無理な制止は行わないで、車両ナンバーなどの情報を通報して頂きたい。と答弁がありました。
その他質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第12号 栗東市中小企業振興基本条例の制定について、委員から、条例をどのように周知していくのか、との質疑に対し、フォーラムの開催や商工振興ビジョンの策定に伴う説明などにより条例の意義などの周知を図っていくとの答弁がありました。
また、消費者としての市民の役割についてはどのように協力を呼びかけるのか、の質疑があり、当局から、市の広報など様々な機会を通じてアナウンスしていく。との答弁がありました。
その他、質疑の後、討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第13号 栗東市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第18号 栗東市道路線の廃止について質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。

次に、議案第19号 栗東市道路線の認定について質疑、討論も無く、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。

次に、議案第21号 平成23年度栗東市一般会計補正予算(第5号)についてのうち関係する歳出、歳入・その他事項について委員より、不動産売払収入について、土地売却の予定はあるのかとの質疑に対し、当局より、不要な道路の残地など、把握して対応を図っていく。
との答弁がありました。その他、質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
尚、原案のとおり可決すべきものと決した旨、総務常任委員会委員長に報告致しました。

次に、議案第25号 平成23年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号 平成23年度栗東市水道事業会計補正予算(第3号)について質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第27号 平成23年度栗東市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第28号 平成24年度栗東市一般会計予算についてのうち関係する歳出、歳入・その他事項 について委員から、多岐にわたる、質疑、意見がありました。まず、墓地公園等整備基金積立金に関わって、今後の墓地公園の計画についての質疑に対し、当局より、約1,300区画の新設計画でありましたが、行財政改革市民検討委員会の報告を受け、計画を凍結する。今後は、現在の残地を含め、現有地での利活用を検討していく。との答弁がありました。
また、バンガロー村の運営見直しの状況など、今後の対応についての質疑に対し、当局より、現在の指定管理の期間中については,現状のまま運営するが、バンガローのテント村等は利用数が少ないこともあり、その運営内容や活用方法について指定管理者と調整をしている。との答弁がありました。
また、後継プランの区域内における上水道整備負担金については、水道事業者が負担すべきではないのか、との質疑に対し、当局より、配水管については開発事業者に負担していただき、送水管については水道事業者が負担している。と答弁がありました。
また、栗東駅西口における自転車専用通行帯設置工事について、自転車通行に対する、ハード面・ソフト面における今後の方向付けについての質疑に対し、当局より、交通ルール等に対する啓発は、市として行っている。また、道路の整備については国からの通達や草津警察署からの要請もあり、4月以降に草津警察署と協議をすすめ対応を図っていく。との答弁がありました。
また、手原駅自由通路管理委託料について、手原駅におけるインフォメーションセンターと一体的な管理ができないか、との質疑に対し、当局より、共通する業務について検討し、可能であれば対応していく。との答弁がありました。
その他、質疑の後、討論も無く、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
尚、原案のとおり可決すべきものと決した旨、総務常任委員会委員長に報告致しました。

次に、議案第33号 平成24年度栗東墓地公園特別会計予算について
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第34号 平成24年度大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計予算について
質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第35号平成24年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計予算について質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第36号 平成24年度栗東市水道事業会計予算について委員より、金勝水源地の取水ポンプを停止したことにより、県水の受水量を増加する予定とのことであるが、今後の金勝水源地の運転の考え方についての質疑に対し、当局より、下戸山の深井戸が昨年に破損したもので、周辺に住宅もあり修理が難しい状況から,県水の受水により給水をするものである。と答弁がありました。
また委員より、震災に備え、市内における管路の耐震化への対応についての質疑に対し、水源施設の内、安養寺の低区配水池については耐震対策等を講じているが、他の施設は未整備の状態である。また配水管については、口径200mm以上の重要路線で耐震化、またはそれに準じた管路の整備率は29.3%であり今後共、順次整備に努めたい。と答弁がありました。
その他、質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に
議案第37号 平成24年度栗東市公共下水道事業特別会計予算について質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第38号 平成24年度栗東市農業集落排水事業特別会計予算について質疑、討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、 請願書第7号 請願書(環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に関する意見書の提出を求めることについて)当局より、農林水産省の試算内容をもとにして、米などの農産物の生産減少など大きな影響が出るとともに、食料自給率が低下する恐れがある、との説明がありました。
また、委員より食品の安全性が危惧されるなど、多岐にわたり国民生活に影響が出る。一方、経済産業省では、工業製品の輸出の増加などによる経済効果が得られることも試算している。また、政府は国民に詳しい説明をしていないことなどからTPP交渉への参加は時期尚早である。などの意見がありました。
その他の質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致で、採択すべきものと決しました。

以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告と致します。よろしくご審議を賜りますよう、お願い申し上げます。

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