定例会・臨時会

環境建設常任委員会

2016年12月22日

委員長報告

環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月15日に、付託されました8議案と請願書1件の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、副市長・環境経済部長・建設部長・建設部技監・所管の各課長等であります。

それでは順次報告を行います。

まず、議案第91号 栗東市農業委員会の委員 及び 農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について、

委員から、
報酬の額等を定めた別表の備考に、「この表に定める額とは別に、能力給として予算の範囲内で市長が定める額を支給できるものとする。」とあるが、「能力給」はどのように判断するのか。
との質疑に対し当局より、
今年度の途中で、国が農地利用最適化交付金という制度を設けた。この制度は、今回の法改正によって、農業委員と農地利用最適化推進員を含めた全体の人数が、法改正前よりも増加することを前提とし、報酬の差額分を交付金として設けているものである。交付金全体の3割は、農地の集積や遊休農地の解消、これに付随する会議への出席等の「活動実績」として、残りの7割は、実際に、農地の集積や遊休農地の発生防止等の「成果実績」として、ポイント制で交付される。現時点では、国の方向性等が定まっていないため、今後、県や他自治体の動向を見て検討する。
との答弁がありました。

また、委員から、
会長職務代理者の役割は。また、委員より報酬の額を高くする理由は。
との質疑に対し当局より、
農業委員会の規定に定める、従来の副会長としての職務(会長が欠けたとき、または事故あるときにその職務を代理する)を担っていただく。また、会議等への出席回数が多く、責任も伴うため、報酬の額を委員より高く設定している。
との答弁がありました。

質疑の後、討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第96号 栗東 市道路線の認定については、質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。

次に、議案第97号 平成28年度 栗東市一般会計補正予算(第4号)についてのうち 関係する歳出、歳入・その他事項について、

委員から、
大阪湾広域臨海廃棄物処理等事業について
大阪湾フェニックスへ搬出可能な焼却灰等の残容量が少ないことから、三重県伊賀市の民間処理施設を新たな搬入先に加えられたが、現在はその施設へ搬出しているのか。
との質疑に対し当局より、
現在は、受け入れ自治体である伊賀市との協議が整った段階であり、搬出は行っていない。
との答弁がありました。

また、委員から、
農政対策経費について
農業委員、農地利用最適化推進委員の公募予定は。
との質疑に対し当局より、
来年1月中に農業委員等選考委員会を開催、1月末に推薦・公募の説明会を開催し、2月6日から1ヵ月弱の期間に推薦・公募する予定である。その後、選考委員会を開催し選考を行う。
との答弁がありました。

また、委員から、
県支出金 新幹線新駅関連補助金について
市は12月定例会の補正予算で計上しているが、県は当初予算に計上している。なぜ市は当初予算に計上しないのか。
との質疑に対し当局より、
県は概算で年度当初予算に計上している。市では、9月定例会の決算認定を受けて県へ申請するため、確定した金額で12月定例会の補正予算に計上している。今後、県に合わせて、概算で当初予算に計上することも検討する。
との答弁がありました。

質疑の後、討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

なお、関係する歳入・その他事項については、可決すべきものと決した旨、総務常任委員会委員長に報告いたしました。

次に、議案第101号 平成28年度 大津湖南 都市計画事業 栗東駅前 土地区画整理事業 特別会計補正予算(第1号)については、質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第102号 平成28年度 大津湖南 都市計画事業 栗東新都心 土地区画整理事業 特別会計補正予算(第1号)については、質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第103号 平成28年度 栗東市水道事業会計補正予算(第1号)については、質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第104号 平成28年度 栗東市公共下水道事業会計補正予算(第2号)については、質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第105号 平成28年度 栗東市農業集落排水事業 特別会計補正予算(第1号)については、質疑・討論も無く、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、請願書第6号 原発事故による避難者向け無償住宅支援の継続 及び 住宅支援の復活を求める意見書の提出を求める請願書についてであります。
討論では、反対討論・賛成討論があり、採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。

以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。

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