定例会・臨時会

環境建設常任委員会

2012年12月21日

委員長報告

 環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
 当委員会は、休会中の12月17日、18日の2日間にわたり、付託されました13議案の審査を行いました。審査のため出席を求めたものは、副市長、技監、所管の各部長、課長等であります。
 それでは、順次報告をいたします。
 まず、議案藻第83号 栗東市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
 委員から、市内で都市公園の対象となる公園は何箇所あるのか。との質疑に対し、当局から、現在この条例に定める都市公園は42箇所ある。との答弁がありました。
 また、開発等が進み、土地が求められない場合、目標を達成することが難しいと考えられるが、事前に公園を作るにあたっての計画的な目標はあるのか。との質疑に対し、当局から、都市計画決定された公園は、計画的に配置をされているが、児童公園は、民間開発された所に公園を設けてもらうため、計画的なものではない。との答弁がありました。
 また、地震等の災害があった場合、公園を避難場所としている自治会等が多いが、避難場所に適した公園とするには、何か決まりがあるのか。との質疑に対し、当局から、防災公園として位置付けをするには、備蓄倉庫や耐震性貯水槽などを設けなければならない。都市公園は、レクリエーション等のオープンスペースとして設置しており、防災計画の中で、公園管理者として倉庫の設置許可をしている。との答弁がありました。
 審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第84号 栗東市都市下水路条例及び栗東市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について
 委員から、琵琶湖に近い土地は液状化の恐れがあると聞くが、下水道の耐震性強化への進捗状況は。との質疑に対し、当局から、液状化対策は年次実施している。ただ、当初に設置された場所は、随時耐震化の計画を進めていく。との答弁がありました。
 審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第85号 栗東市営住宅等の整備の基準に関する条例の制定については 質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第86号 栗東市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について 委員から、福島復興再生特別措置法等の災害に伴う改正であるが、改善された場合は消滅するなど期限が定めてあるのか。との質疑に対し、当局から、復興及び再生が目的であり、特に期限は定められていない。との答弁がありました。
 審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第87号 栗東市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の制定について
 委員から、技術者養成への取り組み状況は。との質疑に対し、当局から、県内においても水道事業体で研修会などを実施しているが、資格を取得できる講習会までは実施していない。との答弁がありました。
 審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第88号 栗東市道路線の廃止については質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第89号 栗東市道路線の認定について
 委員から、袋小路になる道路は認定しないと聞いていたが、どの様な指導を行っているのか。との質疑に対し、当局から、袋小路になる場合は、避難路や回転広場を設けさせたり、一番奥の未利用地まで道路を設置させたりなど、次の開発を促すよう指導を行っている。との答弁がありました。
 審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第96号 平成24年度栗東市一般会計補正予算(第4号)についてのうち 関係する歳出、歳入・その他事項についてであります。
 委員から、森林整備地域活動支援交付金は、作業路を整備するためのものか。との質疑に対し、当局から、間伐するための作業路を設けるための交付金である。との答弁がありました。
 また、ごみの有料化について、市民は有料化には反対していないが、袋の単価が高いので、少しでも安くしてほしいと言われている。この3年間、ごみを減量し努力されているのに、引き続きそのままだと到底納得できるものではない。との質疑に対し、当局から、市民の方々のご協力をいただき、ごみの減量化が図れており、今後5年間も現状で進めていきたい。との答弁がありました。
 また、債務負担期間を5年としたメリットは何か。との質疑に対し、当局から、大量・確実・安定的に供給ができる体制がとれ、全体的なスケールメリットを考えると5年でお願いしたい。との答弁がありました。
 慎重審疑の後、討論もなく、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
 なお、関係する歳入・その他事項については可決すべきものと決した旨、総務常任委員会委員長に報告いたしました。
 次に、議案第99号 平成24年度大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について及び議案第100号 平成24年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についての2議案については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第101号 平成24年度栗東市水道事業会計補正予算(第2号)について委員から、職員が1名減ると事業の進捗などに支障はでないのか。との質疑に対し、当局から、非常に厳しいが、今の人員の中で努力し、水道の安定供給に努めている。との答弁がありました。
 審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第102号 平成24年度栗東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について及び議案第103号 平成24年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についての2議案については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

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