定例会・臨時会

環境建設常任委員会

委員長報告

 環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。当委員会は、休会中の6月21日に開催し、付託されました5議案の審査を行いました。
 審査のため出席を求めたものは、副市長、技監、所管の各部長、課長、参事であります。
 まず、議案第39号専決処分事項の報告についてこれは専決処分第1号平成23年度栗東市一般会計補正予算(第6号)についてであります。
 それぞれ所管の担当者より説明を求めましたが、概ね、年度末の精算および財源の組み替え等の調整のための補正であります。質疑の主なものを報告いたします。
 委員から、
① 墓地公園整備事業で、市は今後どの様な方向に進めようとしているのか。
② 墓地公園にくりちゃんバスを巡回させる計画があったと聞いたが、その計画は。
③ 単独道路新設改良事業で、13,400千円の減額であるが、どこの道路用地のものか。
④ 緊急雇用創出特別推進事業補助金が大幅に減額であるが、執行の工夫により、もっと効率の良い使い方が出来たのではないか。などの質疑があり、
当局から、
① 墓地公園整備事業については、昨年の行財政改革市民検討委員会の中で、一定の方向性が示され、新たな1,300区画の墓地計画は一旦凍結し、既存墓地の敷地に何区画かを整備していく方向で、今年度から来年度にかけ検討していく。
② 基本的に墓地に行かれる方は高齢者が多く、また季節的・時期的なものもあるので、年を通して運行するのは難しい。参拝の動向を検証し、市としての方向性を出していきたい。
③ 市道小野高畑線で、田舎の元気やの裏の道路部分で、用地交渉を行っていたが、最終的に年度内に了解いただけなかったため、減額となった。
④ 補助金が色々な分野に及んでおり、事業計画に沿って算出しているが、見込みより大きく減ったため減額となった。また、4月1日からの雇用は実質出来ない。この事業は、暫定的雇用のため長年雇用出来る場所が見つかれば途中退職される場合が多いが、平成23年度で延べ182人の雇用がうまれた。との答弁がありました。
 慎重審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で承認すべきものと決しました。
 なお、関係する歳入およびその他事項については、承認すべきものと決した旨を、総務常任委員会委員長に報告いたしております。
 次に、議案第43等 専決処分事項の報告について、これは専決処分第5号 平成23年度栗東市公共下水道事業 特別会計補正予算(第4号)についてであります。
 委員から、
① 自家用ポンプの設置補助は、2回目も受けられるのか。
② 下水道の進捗率と水洗化率は。との質疑に対し、当局から、
① 自家用ポンプの設置補助は、初回のみ全額補助としており、2回目からは個人負担となっている。
② 下水道の進捗率は、H23年度で97.9%、水洗化率は96.1%である。また、下水道は、一定H27年度を目標に進めている。との答弁がありました。
 慎重審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で承認すべきものと決しました。
 次に、議案第50等 栗東市水防協議会条例を廃止する条例の制定についてであります。委員から、
①過去に水防協議会は開催されているのか。
② 他の自治体も同じ状況か。との質疑に対し、
当局から、
① 文書保存期間が5年のため、それ以前の開催状況は不明であるが、水防計画等について、大きな変更がなかったため、開催されていないと推測される。
② 大津市・湖南市・甲賀市は、防災会議条例の中に水防計画を掲げており、草津市は防災計画に位置付けしている。との答弁がありました。
 慎重審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。
 次に、議案第52号 栗東市道路線の廃止についてであります。
 質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。
 次に、議案第53等 栗東市道路線の認定についてであります。
 質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。
 以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。
 よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。

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