定例会・臨時会

議会改革特別委員会

2016年12月5日

委員長報告

委員長報告をさせていただきます前に、11月27日に開催いたしました「第5回子ども議会」は、議員並びに当局の皆様のご協力により、無事終了することができました。この場をお借りしましてお礼申し上げます。今後とも議会改革にご理解、ご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。
 それでは、議会改革特別委員会の委員長報告を行います。
当委員会は、付託を受けております「議会改革の推進について」を審査するため、閉会中の去る9月28日、10月17日並びに11月16日に、議長出席のもと委員会を開催いたしました。

 まず、9月28日の委員会では、「第5回子ども議会」の開催に向け、子ども議員から提出のあった質問原稿の内容について審査を行い、委員会での意見・指摘事項については正副委員長で取りまとめた上、教育委員会を通じて各学校に伝達し、最終原稿の提出を依頼することに決定いたしました。
また、今年度は議長希望者が昨年よりも1名多い4名であったことから、その取り扱いについて審議した結果、今回は希望者全員に議長役を務めていただくことに決定いたしました。
 次に、10月17日の委員会では、今後の予算審査のあり方について、平成29年3月定例会から新たに「予算常任委員会」を設置することに伴い、「予算及び決算審査のあり方検討部会」におけるこれまでの検討事項について部会長より報告がなされ、その内容について審査を行いました。
その結果、以下の方向で進めることを確認しました。
主な内容としては、
・当初予算については会期前の新年度予算説明会(2日間)において、議案書により説明を受けること
・個人質問終了後、休会中にまず予算常任委員会の審査を行い、その後現行の3常任委員会審査を行うこと
・予算常任委員会では、現行の3常任委員会所管ごとに1日ずつ審査を行い、委員会初日は総務、2日目は環境建設、3日目は文教福祉の各所管に対する質疑を行い、その後、討論・採決を行うこと
・補正予算、当初予算とも「予算常任委員会」にて審査を行うこと。従って現行の3常任委員会では予算以外の条例等の議案について審査を行うこと
・議案勉強会については当初予算を除き現行どおり会派単位で行うことなどです。
 委員からの「予算常任委員会で審査する議案の順序は」との質問に対し、部会長より、「今後、現行の各常任委員会の正副委員長からも意見を聴取の上、部会においてさらに検討を進める」との説明がありました。

 次に、11月16日の委員会では、「第5回子ども議会」、予算審査の進め方、並びに議会改革推進ロードマップ(素案)について審査を行いました。

 はじめに「第5回子ども議会」については、子ども議会開催に向けた今後のスケジュール、当日のスケジュール並びに議員の役割分担等について審査を行いました。
 当日のタイムスケジュールについては、4名の子ども議長の交替時に休憩時間を設けること、また、今回の子ども議会から、各子ども議員に対して議長から「任命証」を手交することとし、マスコットキャラクター「くりちゃん」を当日最終の全員写真撮影時に活用することなどを決定いたしました。

 続いて予算審査の進め方については、現行の正副常任委員会委員長から聴取された意見を踏まえ、「予算・決算審査のあり方検討部会」にて検討を進めてきた内容について部会長より報告を受け、その内容について審査を行いました。
 その結果、以下の方向で進めることを確認しました。
 主な内容としては、
・まず、新年度予算説明会では3常任委員会の所管ごとに各部長から挨拶後、説明を受けること
・新年度予算説明会の進行は議長が行い、会議録は作成しないこと
・予算常任委員会の開催時間は原則として9時30分から17時までとし、当該日に予定していた審査が早く終わっても日程の前倒しは行わず、逆に質疑が長引いた場合は延刻で対応すること。なお、休憩を含む詳細な時間配分については、委員長が判断すること
・また、同委員会での審査の流れとしては現行の3常任委員会所管ごとに一般会計補正予算、特別会計補正予算の審査ののち、一般会計当初予算、特別会計当初予算とすること。なお、委員会3日目については、午前中に中学校卒業式を予定されているため、3日目午後から4日目にかけて文教福祉所管予算について質疑を行うものとすること
・初日の冒頭に市長から挨拶をいただき、各部長から所管予算の概要説明を受けた後に質疑に入ること
・同委員会閉会時には市長または副市長から挨拶いただくこと
・同委員会への当局の出席に関して、部長級・課長級職員については、現行の3常任委員会と同様の出席を求めること、三役については、1日目の総務所管は市長、2日目の環境建設所管は副市長、3日目から4日目にかけての文教福祉所管は教育長、4日目の討論・採決時は三役全員に出席を求めること
・同委員会の現地視察については、日程の関係上、29年3月時には実施しないこととし、今後については検討課題とすることなどです。

 続いて「議会改革推進部会」にて検討・作成された議会改革推進ロードマップ(素案)の内容について、部会長より説明を受けました。この素案については、前期に作成された議会改革提言書に掲げる各項目の現在の進捗状況を確認するとともに、今後進めるべきものに優先順位をつけた上で、現在の議員の任期である平成31年5月までの、項目ごとに提言書を遂行するための計画を策定したものです。
 この計画の内容を確認するとともに、特にこれまで実績を重ねてきた議会報告会及び子ども議会、また議会ICT化及びその関連項目については、それぞれプロジェクトチーム等を立ち上げ、協議・検討を進めること、詳細については今後部会で検討していくことなどを決定しました。

 なお、当委員会の各審査の内容については、10月31日開催の全員協議会、及び11月22日開催の定例全員協議会にお諮りし、最終決定を行いました。
  
 以上が、審査経過の概要です。なお、「議会改革の推進について」は、今後も引き続き審査していく必要があることから、全員一致で継続審査していくことに決しました。
 今後も議員各位のご協力をお願いいたしまして、議会改革特別委員会の中間報告とさせていただきます。

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