定例会・臨時会

地域活性化特別委員会

2012年6月議会報告

 地域活性化対策特別委員会の報告をさせていただきます。
 委員会は、付託審査事項であります「新駅問題後継プランなど 地域及び経済の活性化に向けたまちづくりについて」を審査するため、閉会中の5月23日、午前9時30分より、市長、副市長、関係部長、関係課長等の出席を求め、開催をいたしました。
 当日は、後継プランに係る現地視察を行い、(都市計画道路)下鈎出庭線および蜂屋手原線の、平成26年度完成に向けた整備について。また、栗東新産業地区工業団地(第二期の)工事についても、今月末の現地完了に向けて取り組まれている状況などを確認いたしました。以下、審査において,質疑を行いました主なものをご報告申し上げます。
 1点目として、まちづくり基本構想(後継プラン)に係る基盤整備について委員より、まちづくり基本構想に係る土地活用の実現にむけた進め方について、4つの段階で進めるとされているが、最終のステップ4である事業化のための実務的な手続きが行える目処はいつ頃か、との質問に対し、当局より、第1ステップにおいては、ブロック設定を行い、地権者の意向を伺いながら合意形成を図る。そうしたことから、各ブロックにおいてステップの進捗には差がでてくるが、平成24年,25年の2カ年においてはすべてのブロックにおいて、ステップ4である事業化のための実務手続きまで進めたい。と答弁がありました。
また、委員より、現在の国道1号のムーブメント信号による「主要地方道栗東志那中線」の渋滞解消が図られていないことについて、地元から懸念の声がある。また、将来、交通量が増える地域であることからそれを見据えた対応方策を考えているのかとの質問に対し、当局より、県による平成22年度の調査に比べ、一部で渋滞緩和の成果は出ている。しかしながら、時間帯によっては未だ解消されていないことから、県等に検討をしていただくことをお願いしているところである。
また、今後の対応については、最大限努力していく、と答弁がありました。
 また、委員より、まちづくりの進捗状況などについて広報などを活用し、積極的にPRをすることも大切である、と意見がありました。
また、委員より、‘中央都市下水路の用地、下鈎出庭線道路整備工事における用地買収の見通しは、との質問に対し、当局より中央都市下水路用地については下半期において用地取得を予定している。
また,下鈎出庭線については、事業認可の変更の必要もあることから、年末頃より用地交渉に臨んで行くとの答弁がありました。
また、委員より、後期プランにおける道路整備が進んでいるが、アクセス道路が限られていることから、混雑が発生し、生活道路への進入による通学などの安全確保が懸念される。その対応について、の質問に対し、当局より、生活道路における安全確保の面からも、骨格道路を早期に整備し、栗東駅と接続する支線道路の整備もあわせて進めていきたい。と答弁がありました。
次に、委員より、1点目、栗東市工場等誘致に関する条例にかかる奨励措置について、2点目,リチウムエナジージャパン栗東工場の雇用状況について質問があり、当局より1点目、条例の第3条の第2項において、借地においても新設若しくは増設した工場等の投下固定資本の額により算出された固定資産税額の2分の1に相当する額を限度として交付する規定に則り交付をしていくことになる。
2点目、現在リチウムエナジージャパンの正社員は175名で内市内在住は29名で、平成23年4月の条例制定以降の新規採用は7名、内市内在住は3名である。
また,請負会社は現在、社員が379名で、市内在住は53名、条例制定以降の新規採用者は301名、内、市内在住は58名であった。との答弁がありました。
 以上、委員会の審査経過と概要について報告させていただきましたが、当委員会が付託を受けております「新駅問題後継プランなど 地域及び経済の活性化に向けたまちづくりについて」は、解決すべき諸問題、課題が山積しておりますことから、当委員会と致しまして、継続審査とすることと致しました。
以上で、地域活性化対策特別委員会の中間報告とさせていただきます。
ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

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