2020年5月11日
文教福祉常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。
当委員会は、休憩中に開催し、今臨時会において付託を受けました議案３件について審査を行いました。
説明を求めるために出席を求めた者は、教育長、関係部長、次長、課長 等であります。
それでは、順次報告を行います。
まず、
議案第４２号 栗東市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について
委員より、
傷病手当とは賃金の割合により支給するものだが、後期高齢者の場合はその認識でよいのか。との質疑に対し、当局より
傷病手当金の取り扱いについては社会保険の傷病手当金と同様の取り扱いである。ただ、この新型コロナウイルスの関係で特例的なものとなっており、本則でうたわず附則でうたうものとなっている。との答弁がありました。
その他多くの質疑があったものの討論はなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第４３号 栗東市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
委員より、
申告制であるが、どの時期、タイミングで申請するのか。また、市を通して県に申請するか。市で対応するのか。
との質疑に対し、当局より
具体的にはまだ示されていないが、完治してからの状況で事業主や医療機関からの証明がそろわないと申請できない。り患し、療養され、治った状況となってからの申請をいただくものになる。申請は市で受け、決定する。との答弁がありました。
その他多くの質疑があったものの討論はなく、採決の結果、全員一致で原案 どおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第４４号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
委員より、
対象者の条件に（１）「第１号被保険者の属する世帯の生計を主として維持する者が死亡し、または重篤な傷病を負ったこと」と（２）「第１号被保険者の属する世帯の生計を主として維持する者の事業収入、不動産収入、山林収入又は給与収入の減少が見込まれ」、があるが、両方満たさないといけないのか。
との質疑に対し、当局より
（１）と（２）両方の場合は（１）を優先し、いずれかあてはまれば減免となる。との答弁がありました。
その他多くの質疑があったものの討論はなく、採決の結果、全員一致で原案 どおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願いいたします。