定例会・臨時会

文教福祉常任委員会

委員長報告

 文教福祉常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 当委員会は、休会中の21日に、今定例会において付託を受けました議案2件の審査を行いました。
 なお、説明を求めるために出席を求めた者は、市長、教育長、関係部長・課長であります。
 それでは審査結果について報告をさせていただきます。
 まず、議案第39号 専決処分事項の報告について、平成23年度 栗東市一般会計補正予算(第6号)のうち、関係する歳出、歳入・その他事項についてであります。
 委員から、保育士不足について、フリー職員11名が不足していたとのことだが、どのように対応されたのか。本来保育士の休むべき日が少なくなってきているのではないか。との質疑に対し
当局から
フリー職員11名の中には、加配職員も含まれている。
 また、フリー職員の位置づけは、保育士の月曜日から土曜日までの勤務のうち、週休2日による休日のところを各クラスに入る職員であり、不足のところも、フリー職員あるいは職員で対応することができた。
保育士についても休むべき日は休んでもらっている。との答弁がありました。
 委員より、
保育士不足については、近隣でも大きな課題である。栗東市においても、各園の園長をはじめ、いろいろなところで努力していただいていることは理解できる。今後、今のような状況を改善する上においても、創意工夫のなかで引き続き努力を願いたいとの意見がありました。
 また、発達支援事業について、減になっている。人件費と思うが、緊急雇用は何名であったのか。
 との質疑に対し、
緊急雇用は1名であり、減に対する内訳は、産休代替職員2名の賃金、緊急雇用1名の通勤手当の減額である。との答弁がありました。
 くりちゃん検定ははじまって4年になるが、これの成果は。また、中には成績によって先生への評価の対象にされることがあるとも聞いたが。
 との質疑に対し
当局から学校のみならず、家庭の学習の中で基礎的な学力を定着していくことが狙いであり、どの学校も認定率は高くなってきている。評価の点で心配な点は、そうではないと学校に働きかけていきたい。との答弁がありました。
 この議案は専決処分であり、3月議会にかけられなかったこと、またそれ以後に発生した議案ということを理解していただきたい。そのうえで、本当に専決でするべきものなのか。予算を執行しようとしていて最終的にできなくて減額するのか、途中であきらめていて執行する予定もないのに専決で処分することがいいのかどうか。
どのように考えているのか。との質疑に対し当局から、
精算が年度末となっており、3月補正の締め切りとタイムラグが生じるもの、また急な対応などのため、結果としてこういう形となった。との答弁がありました。
 また、いろいろ事情、考え方はあると思うが、できるだけ対応できるものはできるだけ早く処理し、安易に専決処分を選ぶのでなく、予算を工夫して効率的な活用をするべきではないか。
 との質疑に対し当局から、これからの予算執行にあたっては最善を尽くしたい。との答弁がありました。
 その他多くの質疑ののち、本案につきましては、反対討論がありましたが、採決の結果、賛成多数で、承認すべきものと決しました。
 なお、関係する歳入・その他事項については、承認すべきものと決した旨を、総務常任委員会 委員長に報告いたしております。
 次に、議案第42号 専決処分事項の報告について、平成23年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、委員から、施設介護サービスの増額、居宅介護サービスの減額はどういった理由によるものなのか。
 との質疑に、当局から、
 それぞれ、給付費の額が確定したものであり、グループホームの開所の遅れ、及び栗東以外のところへの入所などによる増減である。との答弁がありました。
 議案第42号は、討論もなく採決の結果、全員一致で承認すべきものと決しました。
 なお、関係する歳入につきましては、原案のとおり可決すべきものと決した旨を、総務常任委員会委員長に報告いたしております。
 以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。

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