5月臨時会

環境建設常任委員会 委員長報告

 それでは、休憩中に開催いたしました環境建設常任委員会の報告を申し上げます。
 審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、技監、所管の各部長、課長であります。
 当委員会が、付託を受けております案件は、議案1件であります。
 それでは、審査の結果につきまして報告をさせていただきます。
 議案第34号「調停を成立させることにつき議会の議決を求めることについて」であります。
 委員からの主な質疑は
 担保として差し入れている物件に信憑性はあるのか、全てが売却可能な物件であるのか、との質問に対して、会社訪問も行い、その物件の所在地を把握し、現地を確認している。売却しても回収できる価値の場所であるとみている。
 また、納税が不履行である。当初予定されていた額に不足しているものについては、納税の約束を、調停のなかにいれるべきではないか、との質問に対し、現時点では、地方税法における、たばこの税額を条件とする補助金などの禁止規定があり、これに抵触することが考えられる。
 また、10年間は多くの変化をもたらす。もっと返済期間を短期にするべきではないか。との質問に対し、当初は、より長い期間の提示であったが、会社が存続することを前提として、様々な状況を勘案した調停案であると認識している。
また、今後10年間、たばこ税は納入いただけるのか。また、その確約をとることができるのか。との質問に対し、分割弁済が認められれば、栗東市と良好な関係をつづけ、たばこ税については栗東市を主として考えていくという相手方の意向を確認している。確約書については、提出して
いただく方向で努力していく。
 また、今回は栗東市に正当性がある。今後、同様のケースが生じた場合、より主導権をもって望むべきであるが、との質問に対し、現在まで毅然とした態度で臨んできましたが、今後においても、そうした姿勢で臨んでいくとの答弁がありました。
その他、多くの質疑がありましたが、討論もなく採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。ご審議の程、よろしくお願いいたします。

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