定例会・臨時会

2009年 12月定例会

会期(12月3日〜12月22日)

開会あいさつ:市長

 師走に入り、慌ただしさも一段と増してまいりました本日、平成21年第7回栗東市議会定例会を召集いたしましたところ、議員の皆様方にはご参集賜り、厚く御礼申し上げます。ただいま上程されました、各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます前に、お許しをいただき、昨今の市政の重要課題等の現状につきまして報告いたします。
 まず、本市の財政状況についてでありますが、来年度の予算編成方針にも謳っていますとおり、財政の収支不均衡体質からの脱却を目指し、行政サービスのあり方を抜本的に見直した「財政再構築プログラム」を、平成21年度と同様に平成22年度当初予算の編成にあたっても確実に実行していかなければなりません。
 また、現在のわが国の社会経済情勢を踏まえますと、平成21年度の決算見込みにあっても、税収減を大きな要因として数億円程度の財源不足が生じる見込みであると同時に、来年度の予算についても、県の事業見直しが実施に移された場合の影響も合わせて考えますと、これまでの収支見通しにも増して財政環境が悪化すると予測しており、本市の「更なる見直し」に基づくより一層の財源確保、経費削減の努力が必要不可欠となっています。
 今後、わが国の政治・経済を取り巻く環境、この国の有り様がどのように進んでいくのかについて、先の見通しがつきにくい状況にありますが、様々な情報を早期にかつ精緻に収集する努力を怠ることなく続け、市民生活のセーフティーネットは何とか堅持したと言える予算として市民の皆さんにお示しできるう、予算の編成にあたっては、昨年度に引き続き「超緊縮型」で臨んでまいります。
 次に、新幹線新駅及び区画整理事業中止後の後継プランについてでありますが、「環境」と「新技術」による地域活力創生の青まちづくりをテーマとする基本構想案について、10月末より地元関係者への説明を行い早期に事業推進が図れるよう努めてまいりました。
 また、この核となる産業機能の立地については、去る11月16日、株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション様がリチウムイオン電池事業を展開するための工場用地として、本市と交渉を開始するとの決定をしていただきました。これにより早速、栗東市土地開発公社理事会の承認を得て地元関係者に説明を行い、取得に向けた対応を進めております。
 今後は、株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション様が本市のこの地区へ立地を正式に決定いただけるよう、また後継プランに基づき現場が目に見える形で事業が進み、本市の活力創生が一層進展するよう全力で取り組んでまいります。
 さて、先般開会されました滋賀県議会定例会におきましては、知事が東海道新幹線新駅課題対応基金の改廃に関する議案を提案されました。
 この件につきましては、関係7市首長が去る9月9日に当該基金を存置した上で諸課題の解決に向けた県の取り組みを知事に要望し、さらに本市議会と地元四自治会からも同趣旨の申し入れをいただき、なおかつ先の促進協議会の正副会長会議でも現時点における当該基金の改廃は時期尚早との意見であったにもかかわらず、今回提出議案とされた姿勢に、いささかの疑問を抱かざるを得ません。
 知事は当該基金の一部を「福祉・教育振興基金」に積み立て、マニフェストの約束に従って今後の活用を図ると述べられましたが、私どもとしましては、新幹線新駅事業中止に代わる活力創生を本市地元地権者の皆様をはじめ県南部地域を中心とした県民の皆様が実感できるまでは、県の責任として基金存置が当然であると考えております。
 こうしたことから、関係市との約束よりもマニフェストの約束を優先されようとしていることは誠に遺憾であります。
 今後、県議会での審議を見守ってまいりますとともに、滋賀県には政策変更起因者としての自覚と責任のもと、両プランの実現に主導的役割と状況に応じた財源確保を求めてまいります。
 次に、RD産業廃棄物最終処分場問題につきましては、現在緊急対策工について地元自治会と協議をされていますが、恒久対策については進展していない状況にございます。
 11月22日には環境副大臣と環境省職員が現地の視察後に周辺自治会代表者と協議され、特措法延長への前向きな見解と省をあげて県に積極的な助言をしていく旨の見解が示されました。
 今後は、県と環境省の協議の動向と併せて周辺自治会連絡会から要望されました基本要求への対応も含め、恒久対策工が早期に実施されますよう県に要請してまいります。
 最後に、滋賀県後期高齢者医療広域連合議会の平成21年11月定例会が、去る11月25日(水)午後1時30分から滋賀県厚生会館において開会され、決算2件、予算2件、専決処分6件の計10議案が提案されました。
 いずれの議案も質疑・討論もなく、全員一致で原案通り認定、可決並びに承認をされましたことをまずもってご報告申し上げます。
 また、これまで各市町と広域連合との緊密な連携のもとに制度の安定と定着が図られてきました。政府がこの高齢者医療制度の廃止を表明され、今後の高齢者医療制度に不安を感じているとした意見への連合長所見と、資格証明書交付への考え方を問う一般質問がありました。
 連合長からは、県下の高齢者を対象に広域連合と各市町が共同で実施した「健康と医療に関する高齢者意識調査」においても、「現行制度の維持」または「現行制度を修正のうえ、制度の骨格を維持する」とした意見が多数を占めており、こうした声を真撃に受け止めながら見直しに関しては国民合意が得られるものでなくてはならない上、社会保障制度全体を見据えた中での医療保険制度の構築をするために慎重かつ十分な議論がされることを強く求めていきたいとの所見を述べられました。
 また、資格証明書については、納付相談に応じるなどの配慮をしつつも、保険料徴収の公平性の観点からは特別な事由が無い限り、交付もやむを得ないとの考えを示されました。
 特に、現行制度の廃止を表明された政府に対する不安は多くの議員が感じているものであり、こうしたことから「後期高齢者医療制度に関する意見書案」が追加日程で審議され、全会一致で可決された上、衆・参両院議長と関係大臣宛提出されましたことを申し添えておきます。
 なお、提出議案の槻要と意見書につきましては、のちほど議員皆様の連絡ボックスに配布いたしますのでご参照賜りますようお願い申し上げます。
以上、報告といたします。

提出議案

区分番号議案名内容採決
人事100人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることについて[住所] 栗東市手原
[氏名] 澤 綾子
[生年月日] 昭和14年9月
◎承認
条例101栗東市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について・家庭系ごみ処分手数料を改正する。
 可燃ごみ用ごみ袋(45L)1枚50円
 可燃ごみ用ごみ袋(30L)1枚35円
 可燃ごみ用ごみ袋(15L)1枚20円
 その他プラスチック用ごみ袋(45L)1枚45円
 その他プラスチック用ごみ袋(30L)1枚30円
 破砕ごみ用ごみ袋(45L)1枚50円
 破砕ごみ用ごみ袋(30L)1枚35円
 破砕ごみ用ごみ袋(15L)1枚20円
 大型家具等用シール1枚500円
 その他粗大ごみ用シール1枚 150円
・施行日:平成22年4月1日
○可決
条例102手原駅前自転車駐車場の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について・手原駅前自転車駐車場の預かり手数料を改正する。
 原動機付自転車・自動2輪車(一時預かり)
 1日 150円 ⇒ 200円
 自転車(定期)
  1箇月 1,400円
     ⇒ 1,800円(1階)
  1,300円
     ⇒ 1,600円(2階)
  3箇月 4,200円
     ⇒ 5,400円(1階)
  3,900円
     ⇒ 4,800円(2階)
  原動機付自転車・自動2輪車(定期)
1箇月 1,800円
     ⇒ 3,000円(1階)
  3箇月 5,400円
     ⇒ 9,000円(1階)
 施行日:平成22年4月1日
○可決
条例103栗東市地区計画等の案の作成手続に関する条例の一部を改正する条例の制定について・都市計画法第16条第3項の規定により、住民又は利害関係人が地区計画等に関する都市計画の決定、変更又は地区計画等の案の内容となるべき事項について申し出る方法を定める。
 ・施行日:平成22年4月1日
◎可決
その他104栗東市道路線の廃止について・岡坊袋線◎可決
その他105栗東市道路線の認定について・岡坊袋線
・高野泉高関線
・笠川西浦西2号線
◎可決
その他106市有財産の処分につき議会の議決を求めることについて・財産の所在 栗東市大字荒張字十九道757番
       31、757番35
・地目 保安林
・地積 20,266㎡
・譲渡を受ける者
 金勝生産森林組合
  組合長理事
   宮城定右衛門
◎可決
その他107栗東市総合計画基本構想を定めることにつき議会の議決を求めることについて・栗東市第5次総合計画基本構想について
 期間:平成22年4月~平成32年3月
○可決
その他108栗東市国土利用計画を定めることにつき議会の議決を求めることについて・栗東市第4次国土利用計画について
  期間:平成22年4月~平成32年3月
○可決
その他109滋賀県市町村職員研修センター規約の変更について関係地方公共周体が協議することにつき議会の議決を求めることについて・市町合併に伴い所要め改正を行う。
・虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、余呉町及び西浅井町の長浜市への編入合併
・施行日:平成22年1月1日
◎可決
その他110滋賀県自治会館管理組合規約の変更について関係地方公共団体が協議することにつき議会の言義決を求めることについて・市町合併に伴い、所要の改正を行う。
・虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、余呉町及び西浅井町の長浜市への編入合併
・施行日:平成22年1月1日
◎可決
その他111滋賀県市町村交通災害共済組合規約の変更について関係地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについて・市町合併に伴い、所要の改正を行う。
・虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、余呉町及び西浅井町の長浜市への編入合併
・施行日:平成22年1月1日
◎可決
予算112大津湖南地域広域市町村圏協議会の廃止について関係普通地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについて・広域行政圏計画策定要綱の廃止及び第4次大津湖南広域市町村圏計画の終了に伴い、大津湖南地域広域市町村圏協議会を平成22年3月31日限り廃止する。◎可決
予算113平成21年度栗東市一一般会計補正予算(第5号)について・歳入歳出それぞれ 248,401千円を追加し、総額 29,071,334千円とする。◎可決
予算114平成21年度栗東市国民健康保験特別会計補正予算(第3号)について・歳入歳出それぞれ 169,309千円を追加し、総額 5,214,701千円とする。◎可決
予算115平成21年度栗東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について・歳入歳出それぞれ 7,524千円を減額し、総額 378,864千円とする。◎可決
予算116平成21年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第2号)について・歳入歳出それぞれ 600千円を追加し、総額2,014,517千円とする。◎可決
予算117平成21年度大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について・歳入歳出それぞれ 3,361千円を減額し、総額 95,318千円とする。◎可決
予算118平成21年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について・歳入歳出それぞれ 27,790千円を減額し、総額 98,711千円とする。◎可決
予算119平成21年度栗東市水道事業会計補正予算(第1号)について・収益的収支のうち収益的支出6,796千円を減額し、資本的収支のうち資本的支出1,251千円を追加する。◎可決
予算120平成21年度栗東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について・歳入歳出それぞれ 18,469千円を追加し、総額 2,670,899千円とする。◎可決
予算121平成21年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について・歳入歳出それぞれ 24千円を追加し、総額33,525千円とする。◎可決
請願書22米価の回復と価格の安定、ミニマムアクセス米の輸入中止を求める請願[提出者]
滋賀県農民組合連合会
会長 北村富生
[紹介議員]
 馬場美代子・太田浩美ほか
[請願事項]
・必要のないミニマムアクセス米の輸入を中止することほか
△否決
請願書23EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する請願[提出者]
滋賀県農民組合連合会
会長 北村富生
[紹介議員]
 馬場美代子・太田浩美ほか
[請願事項]
・これまでのEPA・FTA推進路線の見直すとともに、アメリカとのFTA交渉は行わないこと
△否決
意見書30障害者自立支援法の応益負担の廃止を求める意見書[提出者]
太田浩美市議会議員
[賛成者]
馬場美代子市議会議員・国松清太郎市議会議員
[内容]
・国や政府は、障害者自立支援法の応益負担を廃止するとともに、利用実績払いを見直すこと。
△否決
意見書31後期高齢者医療制度の速やかな廃止を求める意見書[提出者]
太田浩美市議会議員
[賛成者]
馬場美代子市議会議員・国松清太郎市議会議員
[内容]
・国や政府は、後期高齢者医療制度を速やかに廃止し、老人保健制度に戻すとともに必要な財政措置を行うこと。
△否決
要望書16要望書[提出者]
栗東市たばこ小売店連名
会長 井上亮治
[要望事項]
ごみ有料化に伴いごみ袋の販売の許可を求めるもの
要望書17平成22年度予算に対する要望書[提出者]
栗東市法人立保育園協会理事長会
 ・社会福祉法人 友愛
 ・社会福祉法人 和の会
 ・社会福祉法人 こだま保育園
[要望事項]
・法人立保育園運営費の現状維持、職員配置基準の見直しほか
要望書18平成22年度栗東市農業行政に関する要請について[提出者]
滋賀県農政連盟栗東支部
 支部長 武村秀夫
[要望事項]
・栗東市として農政の基本的プランの作成等を要望するものほか
要望書19平成22年度にかかる要望書[提出者]
栗東市農業組合長連絡協議会
 会長 伊勢村 修
[要望事項]
・政権交代に伴う農業政策の全容解明と農業者への負担軽減を求めるもの
要望書20要望書[提出者]
栗東市金勝農業組合長会
 会長 奥出清保
栗東市金勝自治連合会
 会長 大宮拓男
[要望事項]
・獣害対策として防護柵等の整備が広域でも対応できるよう補助の拡充を求めるものほか
報告[工事名] 霊仙寺北中小路線道路改良工事
[工事期間] H21年9月16日~H22年2月26日
[契約方法] 指名競争入札
[契約金額] 51,236,850円
[契約相手] 滋賀県栗東市辻474番地2
         株式会社 丸屋建設
         代表取締役 嶋田頼次
報告[工事名] 霊仙寺北中小路線(Ⅱ工区)道路改良工事
[工事期間] H21年10月26日~H22年3月29日
[契約方法] 指名競争入札
[契約金額] 75,050,850円
[契約相手] 滋賀県栗東市辻474番地2
         株式会社 丸屋建設
         代表取締役 嶋田頼次

◎=全員一致  ○=賛成多数  △=否決

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