定例会・臨時会

環境建設常任委員会

2014年3月定例会

委員長報告

環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の3月14日、17日の2日間、付託されました15議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、副市長、技監、所管の各部長、課長、参事であります。
また、審査の参考とするため、14日の午前に現場視察を行いました。
それでは、順次報告をいたします。

まず、 議案第 5号 栗東市 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第 6号 栗東市 地区計画の区域内における建築物の制限に関する 条例の制定について
委員から、地区計画区域の周辺農地等への規制や配慮は。との質疑に対し、当局から、今回の条例制定は、あくまで地区計画整備の内容を担保するもので、周辺農地等に与える影響に関しては、地区計画に沿って行われていく開発許可の中で担保される。との答弁がありました。
審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第12号 栗東 市道路線の廃止については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第13号 栗東 市道路線の認定について
委員から、下戸山平ヶ谷線の区域は、開発で何区画できるのか。との質疑に対し、当局から、13区画できる。との答弁がありました。
審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第14号 平成25年度 栗東市一般会計補正予算(第7号)について のうち 関係する歳出、歳入・その他事項について
委員から、新規就農総合支援の内容は。との質疑に対し、当局から、新たに土地を確保し、一から農業を始める方に対し補助を行うもので、現在、2名の方が補助対象者である。との答弁がありました。
また、里山リニューアル事業を延期する理由は。との質疑に対し、当局から、県道栗東信楽線を道の駅に向かって間伐を行いながら緩衝帯を設け、景観や見通しを良くしようという事業であったが、土地所有者から、災害で通行できない林道を先に直してほしいという要望が強かったため、延期することになった。との答弁がありました。
また、まちづくり推進事業で、市民団体の認定が出来なかった理由は。との質疑に対し、当局から、地域での話し合いが進まず、気運が盛り上がらなかったなどの理由により認定するまでに至らなかった。との答弁がありました。
また、大門野尻線の進捗状況は。との質疑に対し、当局から、今年度、住宅1軒、農地1筆の用地買収を行ったが、依然街路用地として4割強の土地が残っており、現在も鋭意交渉を進めている。との答弁がありました。
 慎重審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
なお、原案どおり可決すべきものと決した旨、総務常任委員会委員長に報告いたしました。

次に、議案第18号 平成25年度 大津湖南 都市計画事業 栗東新都心土地区画整理事業 特別会計 補正予算(第2号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第19号 平成25年度 栗東市公共下水道事業 特別会計補正予算(第4号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第20号 平成25年度 栗東市農業集落排水事業 特別会計補正予算(第2号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第21号 平成26年度 栗東市一般会計予算について のうち 関係する歳出、歳入・その他事項について
委員から、多岐にわたる質疑や意見がありました。
まず、環境経済部関係では、委員から、技能取得教育訓練受講補助の実績数は。との質疑に対し、当局から、平成25年度実績では、大型自動車免許取得1件、普通自動車免許取得2件の計3件に補助を行った。との答弁がありました。
また、庁舎屋上への太陽光パネル設置について、メーカーにより発電量などに違いがあるが、どの様な考え方をもって事業実施されるのか。との質疑に対し、当局から、補助率100%の事業であり、発電や蓄電などに一定の条件があるため、それに見合うものを設計し進めていく。との答弁がありました。
また、金勝地域の鳥獣被害防止柵の設置状況は。との質疑に対し、当局から、今年度7㎞程度の設置に伴い、全体で約11㎞が完了し、新年度設置予定の2㎞を合わせると、地域毎の部分についてはほぼ完了する。との答弁がありました。
 次に、建設部関係では、委員から、市が管理する橋梁数と修繕を要する橋梁数は。との質疑に対し、当局から、市が管理する橋梁は363橋で、うち重要とする橋、88橋について、長寿命化修繕計画に基づき計画的に修繕を行っていく。との答弁がありました。
 また、公園に防犯カメラの設置は考えているか。との質疑に対し、当局から、公園は不特定多数の人が利用されるため、プライバシー保護の観点からも十分検討し、方向性を見い出したい。との答弁がありました。
 また、既存民間建築物耐震診断促進事業補助の内容は。との質疑に対し、当局から、法律が改正され、昭和56年5月末以前の特定建築物で、延べ床面積が5,000㎡以上の建物に耐震診断が義務付けられ、市内に対象となる建築物が4箇所ある。との答弁がありました。
 また、市営住宅長寿命化改修工事で、新年度に実施される場所と工事内容は。との質疑に対し、当局から、安養寺団地6棟のうち、2棟の外壁工事を予定。建物の側面に断熱パネルを設け、壁全体に耐久性があるフッ素系塗装を行う。との答弁がありました。
慎重審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
なお、原案どおり可決すべきものと決した旨、総務常任委員会委員長に報告いたしました。

次に、議案第26号 平成26年度 栗東墓地公園 特別会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第27号 平成26年度 大津湖南都市計画事業 栗東駅前土地区画整理事業 特別会計予算については、
質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第28号 平成26年度 大津湖南都市計画事業 栗東新都心土地区画整理事業 特別会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第29号 平成26年度 栗東市水道事業会計予算について
委員より、水道防災マップは、以前から作成しているものか。との質疑に対し、当局から、新規に作成するもので、昨年9月から実施の非常災害用井戸登録制度に、現在47件の登録があった。その情報等を水道防災マップにより、市民の皆さんに情報提供していく。との答弁がありました。
審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第30号 平成26年度 栗東市公共下水道事業会計 予算について
委員より、下水道事業はあと何年で目標達成するのか。との質疑に対し、当局から、県が目標とする平成32年度は、公共下水道・農業集落排水・合併浄化槽を含め、一定の処理をした水を流せる目標年度として決められており、市もそれに基づき進めている。との答弁がありました。
審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第31号 平成26年度 栗東市農業集落排水事業 特別会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。
よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

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