定例会・臨時会

環境建設常任委員会

2013年12月議会

委員長報告

環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月13日、16日の2日間にわたり、付託されました 議案12件 および 請願書1件 の審査を行いました。
審査のため出席を求めたものは、副市長、技監、所管の各部長、課長等であります。

それでは、順次報告をいたします。
まず、議案第95号 栗東市風致地区における建築等の規制に関する条例の制定について、委員から、条例を制定することで、地権者に不利益が生じることはないのか。との質疑に対し、当局から、従来より県条例が施行されており、今回、許可権者が県知事から栗東市長に移行するだけで、地権者に不利益を被ることはない。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第96号 栗東 市営住宅 管理条例の一部を改正する条例の制定について、委員から、DV行為である、ないの線引きは何で行うのか。との質疑に対し、当局から、DV行為があった場合、法律において、裁判所からの保護命令などが出されると規定されており、そういうものを確認することになる。との答弁がありました。
また、福島で被災を受け、現在も避難されている方は何世帯おられるのか。との質疑に対し、当局から、現在5世帯で、うち2世帯は正式入居の手続きを終え、うち3世帯が一時使用の延長で住んでいただいている。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第97号 栗東市水道事業給水条例等の一部を改正する条例の制定について審議の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第98号 栗東市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について委員から、給水人口と下水道計画処理人口の算出方法は。との質疑に対し、当局から、給水人口は、第4次拡張事業で計画している事業認可での人口、下水道計画処理人口は、平成23年3月に事業認可を取っている人口で、全体で74,400ほどの人口となる。との答弁がありました。
 また、委員から、条例が施行される4月以降も、水道事業と下水道事業の職員は兼務することはあるのか。との質疑に対し、当局から、水道事業と下水道事業を統合した中で運営していくことになるため、設計部門・工事部門については別に対応するが、料金の徴収・請求事務については、上下水道1本で行う予定であり、今後も兼務はあり得る。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第99号 栗東 市道路線の廃止について委員から、以前に市道認定されているのに、廃止されるのは何故か。また、当初の考え方はどうだったのか。との質疑があり、当局から、手原市営住宅の用地買収の時に、隣接する田への出入口が確保できないということで、地元要望があり認定された経過があるが、一部の地権者から同意が得られなかったため、そのままの状態になっている。今回、この区域全体の地区計画が地元から提出されており、一体的な土地利用を計画されているため廃止したい。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第100号 栗東 市道路線の認定について委員から、今回の市道認定については、すべて小規模開発による行き止まり道路か。との質疑に対し、当局から、小規模開発や既に周囲で開発が終わっている最後の開発部分での行き止まり道路である。との答弁がありました。
また、委員から、市内全体で市道認定している行き止まり道路は何路線あるのか。との質疑に対し、当局から、257路線ある。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第105号 平成25年度 栗東市一般会計補正予算(第5号)について のうち 関係する歳出、歳入・その他事項についてであります。
多くの質疑がありましたが、主なものを報告します。
委員から、林道災害復旧については、3カ年計画で行っていくと聞いたが。との質疑に対し、当局から、国の補助をいただくには、災害年を含めて3年以内(平成25年~27年)に復旧しなければならない条件となっている。との答弁がありました。
また、委員から、個人の田に土砂が崩れて入っているところが多くあるが、復旧については、補助はなく個人での対応となるのか。との質疑に対し、当局から、出来るところについては、原材料支給で地域・個人での対応をお願いしているが、どうしても無理という場所については、市で対応していこうということで、現在、組合長を通じて協議している。との答弁がありました。
また、委員から、市道等登記処理委託料で、500万円減額されているが、どういう経緯での減額か。との質疑に対し、当局から、後継プランによる道路整備のために、積水化学工業と市との用地買収協議をする中で、工場内に里道・水路が存在しており、その処理をしなければ建築確認許可が下りないという状況もあり、払い下げを行っていくことを条件に測量費を計上したが、会社側が直接測量を実施されたため、減額することとなった。との答弁がありました。
 慎重審疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

なお、関係する歳入・その他事項については可決すべきものと決した旨、総務常任委員会委員長に報告いたしました。

次に、議案第107号 平成25年度 大津湖南 都市計画事業 栗東駅前 土地区画整理事業 特別会計補正予算(第1号)について及び 議案第108号 平成25年度 大津湖南 都市計画事業 栗東新都心 土地区画整理事業 特別会計補正予算(第1号)についての2議案については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第109号 平成25年度 栗東市水道事業会計補正予算
(第3号)について委員から、職員が1名減となっているが、事業の進捗などに影響はないのか。との質疑に対し、当局から、現在、下水道事業の法適化を進めており、また、上下水道料金の一括請求など業務形態の縮減に努め、対応している。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第110号 平成25年度 栗東市 公共下水道事業 特別
会計 補正予算(第3号)について委員から、台風18号の影響で、安土ポンプ場が被災したことによる災害復旧負担と聞いたが、負担割合はどのようになっているのか。
との質疑に対し、当局から、湖南中部処理場に関係している12の県との負担となり、汚水量割りでの負担となる。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、議案第111号 平成25年度 栗東市 農業集落排水事業 特別会計補正予算(第1号)については質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。

次に、請願書第19号 TPP交渉からの撤退を求める請願 についてであります。
審議の後、討論もなく、全員一致で 不採択 すべきものと決しました。

以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

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